日本海中部地震:震災の記憶(昭和58年5月26日)
日本海中部地震:震災の記憶(昭和58年5月26日)
この時、岩手県花巻市湯口の小学生でした。体育の時間だったか、運動会の予行練習で多くの(全?)児童・先生が校庭にいたと思います。小学校の校庭で、子どもの山に背を向けて校舎を見ていました。
ぐらっときました。今までに感じたことが無いぐらいの地震だったとは思いますが、校庭でしたし、上からものが落ちてくる心配がなかったので、落ち着いていました。目の前が揺れていたような気がします。
多くの児童はパニックになり、特に低学年はキャーキャー騒いで、近くの、鉄棒の手前の桜の木にしがみついていました。遠目で見ながら、地震で木が倒れるほうがこわいじゃんか、と思った記憶があります。もちろん、木が地震で倒れるわきゃ無いんですが、そこは子どもの感覚でっつーことで。
家に帰ると、ばあちゃんが怖かったと言っていました。ニュースでは秋田側で多くの被害があったことを知り、かなり衝撃だったと思います。
後日、校庭の二宮金次郎像の手の部分(本を開いている、本)がボッキリ取れ落ちていて、その後も修復されないままだったと思います。たしかあの地震の時だと思います。
-- Wiki 20110322 --
本震
発生日 1983年(昭和58年)5月26日
発生時刻 11時59分57秒(JST)
震央 日本 秋田県 能代市
西方沖80km
北緯40度21.6分
東経139度4.4分(地図)
震源の深さ 14km
規模 マグニチュード(M)7.7
最大震度 震度5: 秋田県 秋田市、
青森県 深浦町、むつ市
津波 14.9m:青森県 車力村(現・つがる市)
余震
最大余震 6月21日 15時25分 M7.1
被害
死傷者数 死者:104人
被害総額 1482億3827万円
被害地域 主に秋田県、青森県、山形県
日本海中部地震:震災の記憶(昭和58年5月26日)