九戸政実の亡霊が出るらしい
昭和37年の雑誌、画報「伝説と奇談」を、東京・新橋駅前広場でたまに見かける古本市で買いました。なにか都市伝説的な面白話が無いかなと思って、手にとったのです。
九戸政実が9月15日になると九戸城址に現れるそうです。芦毛の駒に乗った九戸政実の亡霊が諸将の亡霊を引き連れて、女子供の悲鳴と一緒に現れるそうです。「鎧兜の血まみれ武者」とまで言い切っているのですが、、、どうなんでしょうね。
高橋克彦「『天を衝く』 ― 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実 (講談社)」を読んで、作品上の九戸政実に共感・同情したので、亡霊になって出ているとなるとちょっとキャラが違ってて、それはそれで興味深いところです。ちなみに、この作品上の悪役であり、同じ南部家の政敵・北信愛は、地元ですが、別にお化けになって出る話は聞いたことありません。北信愛のお膝元のまつり・花巻まつりに高確率で雨がふるのは、毎年楽しみにしている地元民からしたら「なんかあるんじゃないか」って思ってしまいます。
九戸 政実(くのへ まさざね)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。南部氏の家臣。九戸城主。九戸信仲の子。
九戸政実の乱(くのへまさざねのらん)は天正19年(1591年)、南部氏一族の有力者である九戸政実が、南部家当主の南部信直及び奥州仕置を行う豊臣政権に対して起こした反乱である。
九戸政実の乱
戦争:奥州仕置
年月日:天正19年(1591年)3月13日から9月4日
場所:陸奥国糠部郡九戸城周辺
結果:奥州仕置軍の勝利 九戸政実の処刑
交戦勢力
奥州仕置軍
戦力 60,000(諸説あり)
浅野長政
蒲生氏郷
堀尾吉晴
井伊直政
九戸軍
戦力 5,000
九戸政実
九戸実親
櫛引清長
九戸城落城
九戸政実の亡霊が出るらしい
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Last updated
2012.08.26 20:47:26
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