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世直し@ Re:大和ハウスってどんな会社?(11/13) 利益の為なら、どんな手段も手法もやる、…
秀ちゃん@アイオワ@ 自然破壊=人間破壊 小さな自然にも心を使えない者が開発をす…
秀ちゃん@アイオワ@ 大和ハウスでしたか サテライトで数日前に現状を知りました。…
YSBHdEGbAfyrNJPRm@ Re:米原代表者会議は一年と4ヶ月ぶり(06/05) V9QEOL <a href="http://omrhjon…
沖縄の海大好き@ Re:鉄筋海岸その後(06/12) 友人のお宅の南側に、3階立てのワンルー…
2011.01.06
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カテゴリ:カテゴリ未分類
新年 明けましておめでとうございます!

2007年7月に最後の記事を書いて以来、す~~~ッと
放置プレイだった「八重山の散歩道2」。

思えばこの日記は、2005年の6月に復活してから
八重山の自然を紹介するのんきな個人の日記でした。

それが2005年10月14日に、大和リゾートによる米原リゾート計画
に反対を表明、以降、このリゾートの反対ブログとして
2007年7月24日まで書き綴ってきた物でした。 

その後、大和リゾートはこの計画の撤退を表明することなく、
計画は情報公開されること無く水面下に。

そして そのままフェードアウトしてしまったので、
このブログも今日まで、これまでの流れを総括することも出来ずに
尻切れトンボのような格好で放置されていました。

 しかし、昨年暮れ大和ハウスリゾートは、
石垣市役所に対し事実上の白紙撤退を告げたという有力な情報が
私の耳にはいってきました。

2005年10月の着工を目指しスタートしたこの計画も、
反対運動や、島の自然を守る為の市条例の制定、
国立公園指定、その後の経済情勢の変化などから、
ついに完全撤退を決意したのかもしれない。

同じ頃計画された他のリゾートが、建築途中で倒産、
今もその後始末がどうなるか分からないような
状況が続いている沖縄の島々で、もし
本当に大和グループが撤退を決意したなら
私たち島民にとっても、島の生き物たちにとっても、
そして、大和ハウスグループにとっても
良かったことだったと思います。

事実上3年間の長きにわたって私たちは
反対運動をつづけてきました。

その間この問題に関係した、ほとんど全ての人が
多くの時間を費やし、そして傷つき
多くの代償を払いました。

しかし、私たちは、結果を出すことができました。

米原の海を守り抜くことができたのです。 

この運動の過程で、米原の海は環境省に
海の「国立公園」である「海中公園」に指定され、
この海が特別にすばらしい場所で
後世に残さなければいけない人類共有の財産なんだという
私たちの主張が国に認められた形になりました。

島にあって、環境保護のためには
「経済活動を制限するべきこともある」
という、今になっては当たり前のことを
誰もどうどうと口にすることが出来なかった6年前の石垣島。

反対運動をするなんて、「とんでもない奴ら」と思われていた
当時の空気の中で、多くの仲間が自分の良心を信じて、
家を追われたり、友を失い、職場で冷たい視線にさらされながら
頑張ってきました。

 中には、このブログにも書けない様な事も本当に
たくさんありました。

本当にいろんなことがあったのです。

しかし、私たちは結果を出しました。 

勝利したのです。

そしてそれは、戦った相手である大和グループにとっても
おそらくは、
結果としてよかった「勝利」ではなかったでしょうか。

石垣島。

経済が好況になれば、これからもまた、
このような問題が表れ、また闘いがおきることもあるかもしれない。

 そのような火種を残さない為に、開発するもの、
それを阻止したい者、双方の利益のためにしなければいけない
法整備など、課題もあります。

それは、またしかるべきときに、
しかるべき場所で提案させてもらうことを約束し、
私の戦いをここに終えることを宣言したいと思います。

応援して下さった皆様。ありがとうございました。

「戦うべき相手」というかたちで私の前に現れて下さった皆様にも
感謝いたします。おかげで沢山の経験をし、沢山の感情を味わい
自分の小ささと社会の大きさを知ることが出来ました。

 いままでの日記は削除しようか迷いました。

あらためて読めば、私が間違っていることも
きっとあることでしょうし、私も自分が恥ずかしくて
読めない記事もあることでしょう。

私が書いた「人を切る為の言葉」は、
自分にそのまま帰ってきて私を傷つけました。
「戦い」とはいえ、自分の言葉で苦しむのは自分です。

それをこれからも残しておくのは正直・・・微妙です。

しかし私たちが米原リゾート反対運動をしていた過程で、
同じような運動を、よその地域で経験した方々の
体験談がとても参考になりました。

今後また、このようなことが、どこかで起きた場合、
その方々の参考のために残しておくことにしたいとおもいます。

私たちの経験をただ、反対運動の手段として活用するのではなく
敵味方双方にとって、どうあればより良い未来を
作っていくことができるのかという、葛藤のあがきとして
読んでもらえたらと思います。
 
それでは、本日を持ちまして
八重山の散歩道2を終了したいと思います。

 TOPページのデザイン、タイトルも変更します。

また生まれ変わったブログでお会いできますことと、
皆様のますますのご発展を祈り


おさらばえ~♪


 





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Last updated  2011.01.06 17:56:39
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