アメリカ生活101

ルームメイトの従兄弟
アビママは留学に来て寮には入らずすぐに普通のアパートを探して、アメリカ人女性二人と私の3人で暮らしていました。その2人ともとてもいい人たちでアメリカに来たばかりの私の宿題を見てくれたり、勉強を教えてくれたり、週末や夏休みやなどは彼女達のどちらかの家へ泊まりに行ったりしていました。そのルームメイトの一人とは良く遊んでいたのですが、その子の従兄弟が昔日本へ行ったことがあるという子で偶然私と一緒でアートを専攻している人でした。彼はとにかくよく私達のアパートへ遊びに来る人で、日本語も話せたので自然と一緒に良く遊ぶようになりました。でも彼の両親はめちゃくちゃ白人主義者の人で、一度彼の実家へ遊びに連れて行ってもらうと、笑顔がない!ぶっきらぼうに”Hi”って言われたのみでした。彼はごめんなさいって何度も謝っていたけど、彼の親のことはルームメイトから聞いていたので驚く事もなくやっぱり・・・って感じでした。

Labのお兄ちゃん
私はよくコンピュータLabに行って勉強をしていました。毎日毎日行って勉強をしているのですが、分からないことがやはりでてくる。そうするとLabで働いているお兄さん達を頼るしかない！私は分からないことが多かったのでLabのお兄さんに質問をよくしに行っていたのですが、ある日よく私が質問するお兄さんから食事に誘われました。顔はラクダのようにおっとりした感じの人でOKをして一度だけ食事をしたのですが、ときめかない。やはりLabのお兄ちゃん以外の進展はありませんでした。

友達の友達
どの経由で彼と会ったのかはもう覚えていませんが、友達の友達でハロウィンのパーティに誘われてあったんだと思います。多分。彼のお父さんは私が行っていた大学の教授で(学科は違ったのですが）お家に遊びに行くととても品のよいお母さんと妹が出迎えてくれたのを覚えています。彼からも電話でカントリーダンスに誘われて何度か行ったことがありました。ラティーノとはこれまた全然ちがう！でもダンスなら何でも好きなのでカントリーも楽しかったです。実は彼はバンドのグループに入っていて今は弁護士さんをしながら歌の活動もしている人です。数年前にハニー君と一緒に彼らの野外コンサートに行ってきて、終わってから楽屋裏にハニー君を連れて会いに行きました。ハニー君は彼と会うのは初めて。いちをハニー君に私をHugしていい？って許可を取ってからHugをしてくれましたが、相変わらずとても優しいいい人でした。でもその時もまだ独身だったのでもったいない！今は結婚してくれていることを願っています。

なんだかすごい・・・自分で書いててすごい。でもアメリカのデートの定義はデート＝恋人ではない！デート＝恋人になる人を探す(もちろん恋人になってもデートはしますが）ことなので一度のデートで相手から連絡がなかったこともありました。なのであまり重く考えてなく、この子ともっと話したいなぁ程度ですぐにデートに誘うので私が絶品の美人とかではないので誤解をしないように・・・。

最後に
婚約者がいても！
ハニー君と私は約3年くらいデートをして結婚しました。またそれは後ほど・・・。その間私達は遠距離恋愛だったので私にボーイフレンドがいるということを知らない人たちが多かったので、結構デートに誘ってくれたのも事実だと思います。でも中にはすごい人もいました。
その彼(名前をL君にしましょう）と初めて会ったのも友達のパーティに誘われてたお時でした。まだデート中だったハニー君を連れて行き、私達は熱々で誰が見ても恋人同士でした。その時にL君とは挨拶のみで全然話しませんでした。それから数ヶ月が経ってから、どうしてか覚えていませんが、久々にL君とばったり会って、彼がいきなり野外劇を見に行くんだけど、一緒に行く予定だった友達がいけないから一緒に行かない？って誘ってきたのです。野外劇場は私達が住んでいる町から車で5時間も行かなくてはいけないところだったのでL君も誰でもよかったけど、たまたま私が通ったので誘ったという感じでした。私もその野外劇のことを以前から知っていてぜひ見てみたい！と思ってたので行きたいけど、まさか2人だけで片道5時間のドライブをするわけにはいかない!と思い、日本人の友達を誘っていい?って言うともちろんOKということで3人で行くことに。もちろんそのことはハニー君にEmailで報告してすぐに出発したのが悪かった・・・。このL君とても魅力的な彼で日本人の友達3人が彼にほれてしまうという事件が後に起きるほどでした。
つづく