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テーマ:妊婦さん集まれ~!!(4770)
カテゴリ:アメリカ生活
私生まれも育ちも日本でございます。
こういっちゃなんですが、アメリカに9年も住んでいても英語は下手です。 無料個人教師ハニー君とはじめて出会たのが、彼がなんと19歳の時から(あの頃は髪の毛ふさふさだったわね)・・・なんと16年でございます。(付き合ってからではございません) というわけで、私はどうしても始めの子供を日本で産みたかった。 こんな英語力がないプラスまだ未知なる出産という怖い(私の中では出産は耐え難い痛み=怖いとなっていました)経験をアメリカでする勇気はありませんでした。 だって、痛みでパニックになっている時にいちいちお腹が張っている!って英語は何!?って辞書を調べている暇はない! "出てくる!!!!!” って日本語叫んでもドクターに ”What!?" って言われても、 "出てくる!!!!!!” しか、叫べない状態なはず。 ということでどうしても日本で出産したい! と我が儘を言ってハニー君を引き連れて日本へ。 そして日本語で叫びながら、 そして助産婦さんには ”叫ばない!” って怒られながら、無事3800g、51cmのでかい1号無事出産。 そして、4年後 2号チャンを出産である。 日本とまったく違って、体重制限がまったくなかった。 私が、いくら太っても、産婦人科の受付のオバサンには勝てなかった・・・。 それもあり、あなたは小さいわね!と言われ続けた9ヶ月間。 1号の経験から出産とはこんなものというのが分かっているのでかなり今回は楽。 初めてのときはどう言う状態が陣痛かも分からない! でも今回は余裕である。 そして、シャワーを浴びている時に破水。 1号のときも破水したので、よしよし、これもすでに学習済み。 あせらず、ハニー君に電話する。 ”もしもし、今ね破水したからね。もうちょっとしてから帰ってきて” ”え!大丈夫?すぐ帰ったほうがいいでしょ?病院へ行かなきゃ!”←かなりあせっている様子。 ”大丈夫。今破水したばかりだから。24時間くらい大丈夫でしょ。なんで、適当に帰ってきて” とトイレの中で会話をする。 が、 ハニー君ゆっくり帰って来い! というのを無視して帰ってきた。 私は洗濯を済ませ、アイロンかけ行くから、とあせるハニー君を待たせていた。 のん気ある。1時45分破水してから、家の用事を済ませその横でイライラしながら、早く病院へ行こう!とあせるハニー君を無視してやっと夕方6時になり、 ”じゃそろそろ行こうか!” やっと病院へ。 軽い陣痛は来てるけど、これくらいだとまだまだ。 病室へ入る。 病室はまるでホテル状態。 TVもあって、絵画なんて飾ってあって、トイレもお風呂も付いててとてもきれい。 実はその部屋で出産をするのである。 分娩台に移動もなく、はじめに入ったその部屋でそのベッドで出産である。 ドクターにいつ破水したの? の聞かれて1時45分というと、 今まで何してたの? と怒られた。 が、すぐに病院行っても何もすることがない! 家には洗濯物があったし、アイロンもしたかった! 1号の時もアパートで破水。生まれてきたのは22時間後だった。 なので、2号の時も同じだろ。 と余裕だった。 6時10分くらいに病院へ付き、調べてもらうとまだ4くらい。このままだと明日くらいになるかもしれないけど、破水をしてるので促進剤を使う! といわれビビル。 私は薬は使いたくない!なので無痛分娩もせず、自然分娩ってお願いしていたのである。 なので促進剤で産ませるのはいやだ!!!ってドクターに訴える。 それじゃ9時半まで待ってそれでもだめなら促進剤使いましょ。 って言われても7時くらいでまだ開いているのが4だって言うのに・・・。 ハニー君TV見ながら水いる?とか何がいる?とかいがいしく動く。 私は持ってきた本読みながら、ベッド動かしてみたりする。 そして、眠くなる・・・・。 そうです。私は眠くなってくると陣痛が始まるの前なのです。 そして、吐き気がする。 これはいよいよだわ・・・・。 痛みも少し強くなる。 ハニー君に痛みが強くなったって手を握ってもらう。 ハニー君”ドクター呼ぶ?”ってあせりだすが、これくらいの痛みならまだ大丈夫だよ。 って我慢する。 その時にちょうどドクター来る。 (DR.)”大丈夫?所で避妊手術は出産後すると安くなるし、簡単だからする?” (私)”まだ避妊手術は結構です” (Dr.)”O.Kay" って今から出産なのに、何を聞いているんだ? それからドクター私がまだまだだと思いご飯を食べに行った・・・。 私の陣痛はますます強くなる。 ハニー君の手を握る力もかなり強くなってきた。 これはやばい! "ハニー君ドクター呼んで!!!” 叫ぶ。 急いで看護婦さんを呼びに行く。 看護婦さんも7時近くでまだ4だった私なので促進剤で産ませるとでも思っていたのかやたらのん気である。 私が "ヒーヒーハ~~~~” ってこらえてるのに、他の看護婦さんとおしゃべりをしながらやってくる。 そして、 "じゃ調べるから足ひろげて・・・・ え!待って!もう赤ちゃんの頭見えてるわよ!!!!” そうです。なんと10でした!!!!! ”プッシュしちゃだめよ!!!!他の看護婦さん呼んで!ドクターも呼んで!!!” もうパニックである。 出産された方だと分かると思いますが、プッシュ(気張る)な!といわれてもこれは無理!赤ちゃんが自分で降りて来るんだし、それを止めるな!とは無茶苦茶を言われているのである。 ”ドクターと連絡が取れない!!!” 叫び声が聞こえる。 急いで看護婦さんたちが手袋に前掛けをして待機。 ドクターに連絡できない!!! まだ言ってる。ドクターなんか待っていらない。 せっかちな2号チャンは生まれるときも皆を振り回しながら登場である。 やっと ”O.Kay!Push! Push!" 今回は英語で言われてもOK! そして私は10回ほどプッシュしたと思ったけど、看護婦さんが言うには2回で出てきた。 そこへドクター登場、その他の処理は彼が。 結局間に合わなかった。 ドクターは何度も ”I am so sorry" を繰り返す。 別に無事に生まれたからOKである。 ちなみに9時25分に2号チャン登場! ハニー君も私も促進剤を使いたくない!ってお祈りをしてたので、無事に聞き遂げられる。 そして、どうしてドクター来れなかったかというと病院の看護婦さん、ページャー(ポケベル)の番号打ち間違えて通じなかった・・・。 その後取り上げてくれた看護婦さんが来て ”私が取り上げたけど、彼は(ドクター)きちんと出産の請求はするわよ”とウィンクを残してさっさと片付けていった・・・・。 3500gの元気な2号チャン無事誕生。 いくら2回か10回のプッシュで生まれたといえ出産は出産。 かなりの体力消耗と痛みがある。 ハニー君も生まれるまでズーっと手を握っていてくれた。(私が離さなかったっていうのもあるけど) ハニー君、指が折れるかと思った・・・・。っていつも言う。 そうして、私がうめいている間中ズーっと "フーフー” 汗をかいている私に息を吹きかけて涼しくしてくれる努力をしていたハニー君。 今度はガムかみながら息吹きかけてね・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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