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Oct 29, 2005
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カテゴリ:子育て
ここ数日ハロウィン色一色だったので、今回は気が早く、

クリスマス

の話に。(早すぎ?)

1号君が3歳の時の秋にさかのぼりです。(5年前です)

近所の高校生の女の子が、シューボックス(靴箱) オブ クリスマスだったかな?はっきりと名前は覚えてないのですが、とにかく空の靴箱にクリスマスのプレゼントを入れてそれを恵まれない子供達に贈るというプログラムのボランティアをしていたので、ご近所である我が家にも声がかかり、靴箱にプレゼントを入れて高校生のお家へ持っていくことに。

靴箱にクリスマスのきれいな紙を貼り付け、かわいくして中には2歳用の女のこの新品洋服や新品オモチャ数個やキャンディを入れて作りました。

そして、これは他の人を考えると言うことで、いい機会だからと思い1号にも協力させることに。

”クリスマスに1号君は沢山プレゼントもらえてラッキーだよね。サンタからもマミーやダディからもグランパグランマ(爺婆)からもプレゼントいっぱいもらえるよね。でもね、世界にはマミーもダディもいない子供達が沢山いるから、その子達に何か1号君のオモチャ分けてあげて欲しいだけど。”

と言うと、少し考えて

”いやだ。ボクのオモチャはボクの”

との答え。
ガーーーンこんなケチは息子だったの!?

”でもね、1号君は沢山オモチャあるじゃない。全部じゃなくて、1つでいいから分けてあげたら?1号君はサンタさんになるんだよ!それにマミーもダディーもいるんだよ。どれだけラッキーか考えてみたら?”

少々考えて

”ボクのオモチャはボクの・・・・”

と言うので

”OKじゃ、別にいいよ。”

と強制はしないで、男の子用のプレゼントの箱を作っていると、

”マミーこれあげる。”

って持ってきたのは日本から持って帰ってきたプラレールの新幹線。

内心私は

(え!プラレール!?これ日本で買ったばかりでそれも高かったんだけど・・・)

と同時に

(1号がせっかくこれをあげたいって気持ちになったのを高いからって理由でだめ!って言うのは私が間違ってる!まずは彼のその気持ちが大切じゃないか!)

と思いなおし、

”ありがとう。1号君偉いね。これ好きなオモチャでしょ?いいの?”

”うん。でもいいの。あげる。僕サンタになるんだよね。”

そしてまたオモチャ箱に行き今度はミニカーも持って来て

”これもあげる。僕はいっぱいあるから。”

思わず涙が出てきて抱きしめてあげた。

良かった。少しでも自分中心に考えなくて、他の人の事も思いやる息子でよかった。

そして2人で箱を仕上げ、新しいオモチャも加え、洋服とキャンディと入れて二箱を、近所の高校生のお家へ持っていった。

その時に全て新品と言うことだったので、プラレールとミニカーを見せて二つともまだ新品同様だったし、1号からのプレゼントだと言うとOKということで、その箱は高校生が受け取ってくれた。


それは9月の終わりの話でした。それを海外にも送るので早めに集めていたのです。


それから2ヵ月少々くらい経ってから、町はクリスマスに染まり、皆ウキウキしてる時である。

突然1号が

”僕サンタだよね”

(私)”何?”

(1)”僕サンタだよ。男の子喜んでるかな?僕の電車”

と言われて忘れていた靴箱のことを思い出した。

(私)ジーンとしながら”1号君はサンタだよね。男の子も喜んでるよ!良かったね”

(1)”うん”ってニコニコしながらうなずく。

1号は今では8歳。

今でもとてもいい子です。

2号とケンカもするけど、自分が欲しいお菓子でも我慢して2,3号に与えたり、(奪われてるって感じもあるけど・・・・)公園へ行けば3号の靴が脱げれば靴を履かせたり、抱っこして遊具であそばせたりと本当にいい子である。

1号ではなく、違う友達同士がケンカしたと落ち込み、決して友達の悪口は言わない。(聞いたことがない)

1号が食べていて私が欲しそうな顔をすると、

”Mom食べたかったら全部あげるよ”

って食べかけたお菓子でも全てくれる。

なんにつけても、

自分より、他の人のことを考える息子になった。

本当に、いい息子に恵まれて母は息子を教えると言うより、息子から学ぶことが多い今日この頃である。








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Last updated  Oct 30, 2005 05:17:22 AM
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