わたしが思う素敵な演出の5つの重点ポイント
おはようございます。綾瀬です。先日、こんなメールが届きました。===========================はじめまして。綾瀬様。窪田 絵美と申します。結婚式の準備、本当に大変ですね。ひとつ終わったと思ったら、次から次へとやることが出てきて、頭が回りません。だけど、お父さんやお母さんに感謝を思いっきり表せることが出来る場は、結婚式という場所しか、なかなかないので、思いっきりやるつもりです。そこで、綾瀬様に聞きたいことがあります。素敵な結婚式にするためには、一体何に力を入れて頑張るべきなのでしょうか?妥協は、したくないのですが、どうしても仕事と一緒にやっていると考えることばかりなので、途中で妥協してしまいそうなのです。綾瀬様がプランニングする際に、心がけているポイントを教えていただければ、そこに集中して時間を費やせることが出来ると感じたからです。いきなりのメールで申し訳ないのですが、教えてください。よろしくおねがいします。===========================このようなメールです。あなた様ももし、同じ悩みにもたれているなら、と思い、回答をシェアさせていただきます。わたしが、いつもお客様に伝える、「力を入れるポイント」は、6つあります。その6つをお教えする前に、大事なことを言います。披露宴を演出するためには、難しくないということを分かって欲しいのです。披露宴はひとつの物語です。今回は、あなたが、物語の監督として、披露宴を彩って欲しいのです。ですので、映画監督になったつもりで聞いてくださいね。それでは、行きますよ。1,コンセプトまずは、コンセプトです。一体、その披露宴をどのように演出したいのかを明確に決めます。これは、明確であればあるほどいいです。でないと、披露宴全体で伝えたいことがずれてしまうのです。2,ウェルカムボード多くの方は、このウェルカムボードに力をお入れになられていませんが、わたしは、一番、このウェルカムボードに力を入れるように、お客様にお願いします。理由は、ゲストが一番最初に見るのは、ウェルカムボードです。そのウェルカムボードがどうしても安っぽかったり、手を抜いている状態になると、ゲストは、瞬時に感じるのです。今回の結婚式は、あまり手が込んでいないものなのだな・・・と。そこで、まず一番最初にゲストの目を釘付けにするほどのウェルカムボードを作ることをお勧めします。そのためには、アイデアが一番重要になると思います。3,演出の構成ハリウッド映画は、常にある一定のパターンで作られています。これはなぜかというと、人間の感情はある一定のパターンで、変化するからです。このパターンは普遍のもので、このパターンをはずすと、人間は違和感を覚えてしまう、つまらなく感じてしまう。という結果が心理学上証明されております。披露宴の流れは、その式のイメージをしながら、ゲストの動きをや心の動きを感じながらすると上手に出来るはずです。その構成がきれいにお客様の心と一致したときに、笑いと涙が生まれることになります。4,BGMと照明と司会の演出また、映画の話になりますが、映画の中では、感動的な場面には、やさしい歌。そして、エキサイティングな場面では、ポップな歌が使われています。さらに、普通に見ていたら気づかないでしょうが、何か物語で変化があるときは、必ず、その前に、わたしたちをひきつけている場面が入っています。それと同じで、BGMと、照明と、MCを使って、上手に演出しなければなりません。5,演出のアイデアこれは、構成をしっかり考えておかないと、どんなに素晴らしいアイデアでも披露宴自体の質を落としてしまう危険があるので気をつけましょう。6,両親への手紙の書き方結婚式のクライマックスと言えば、両親への感謝の手紙。このタイミングでゲストが泣くか泣かないか?が決まります。ただ、非常に悲しいのが、この両親の手紙がどうしても、心に響かない内容になっている場合があります。新郎新婦ともに、つまらない内容を書くと決めているわけではないのでしょうが、聞いている側にとっては、退屈な手紙になってしまうときがあるのです。その理由としては、最近巷で多くの本が出されており、その情報自体の質に問題があるのではないか?と私は考えております。このクライマックスを良質なものにするには、あなた自身の思いを伝える能力を引き伸ばす必要性もあるでしょう。以上5つが、わたしがお客様に伝えている5つのポイントです。重要度の順は不同ですが、どれも頭を使ったものになっています。このポイントを重点的に質を上げれば、非常に完成度の高い演出が期待されることだと思います。でも、「そんなに頭も良くないし・・・。アイデアなんて、出てこないし、構成も良いか悪いか不安だよ!」といわれるかもしれません。わたしも全然頭は良くありませんし、ただただ、必死に生きている人間です。だけど、他の人よりウェディングのプランニングが上手という評判で口コミになった真実も否定はできません。ですので、明日から、もうちょっとアイデアの出し方、構成の作り方、手紙の書き方など詳しく教えていきますね。それでは、また明日。楽しみにしておいてくださいね。http://www.www-kekkon.com/blog.html