比和だからできる保育所,小・中学校と連携した食教育
比和だからできる保育所,小・中学校と連携した食教育(地域ぐるみの教育)比和では振興区・自治会その他の団体が学校と連携をして食教育を行っています。その内容は単に食に関するものだけではありません。例えば,小学校の"比和っ田"の田植えは地域の老人クラブと郷土芸能振興会の指導のもと小学生が伝統芸能の作業田植で植えています。老人会と子どもの交流が活発に行われています。また,里山環境保全の学習の一環としてヒゴタイの会の協力を得ながら”ヒゴタイの観察・保全”を行っています。このヒゴタイの観察データは福島大学准教授兼子伸吾さんらの研究に生かされています。昨日,比和中学校の1年生がそば打ちを行いました。中学生はそば生産農家の協力を得てそばを植えて育てています。花の咲く頃は比和自然博物館館長の指導のもと花の観察や昆虫の観察・標本作りなど行います。収穫後に行うのがそば打ち体験です。プロの職人さんに習い,各自作ったそばを持ち帰ります。比和そばの会のメンバーも指導にあたります。写真は活動の一部を紹介したものです。保育所では地域の農家の協力を得ていろいろな野菜の収穫体験を行ったり,収穫した野菜をを使ったクッキングを行っています。そばの写真は指導者が生徒への指導(見本)に打ったそばです。比和のそば粉を使っています。事務所でいただきました。さすがプロの職人!美味しかった。比婆いざなみニュース11月号は比和そば特集です。今回お世話になったのは,このチラシに載っている”そば処みのり”さんです。今回紹介したような地域ぐるみの学校教育に興味のある子育て世代の方が比和に住みたくなるような活動を今後展開していきます。応援よろしくお願いします。比和自治振興区のFacebookより11月に庄原市教育委員会が市内の小中学校再編の方針を打ち出し新聞にも載りました。学校の再編成による中学校の統廃合に疑問あり。自宅から30km以上離れた学校へ通う状況を作ることに反対します。庄原市はとして人口減少を食い止める政策を打ち出していますが,その中に教育は含まれていません。学校のない地域にUIターンする子育て世代の若者があるとは思えません。今各地で地域と連携した独自の教育活動が進められています。その充実こそ大事なはず人口減少を食い止めるキーワドになると思います。市は学校の統廃合を考える前に地域の特色ある取り組みを支援すべきです。