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「来週、姉ちゃんを呼んどくから撮影に来て。」
とうとう電話があった。 キャバクラのお姉ちゃんの写真だ。 もう今から興奮している。 家内に言う。 「手が震えそうだからカメラを固定する器具を買おう。 それでも震えそうだ。」 「相手がどんな美人でも山田花子と思って撮影したらいいよ。」 「それゃ山田花子に失礼だろう。」 「山田花子だったら手が震える?」 「いや蹴飛ばすかもしれない。」 「そうでしょう。女はみんな山田花子と思えばいいのよ。」 この前から大学時代の友達にいろいろ電話をしている。 みな工場長や部長になっている。 先週にホームページの作成を依頼してくれた友達は取締役だ。 いい生活をしている。 何で私がこの歳でキャバクラの姉ちゃんの写真を撮りに行かねばならないのか。 それにしても女がみな山田花子と思って生活するくらいなら死んだほうがましだ。 どこでどうなったのか? 私は葬式ビジネスをするはずだったのではないのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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