自治会の副部長になっていた
どうして私はここに座っているのだろうかと悩んでいた。「今日、自治会の集まりがあるから行ってよ。 回覧板が回ってきたよ。 今年はどうも近所のお世話係になってるよ。」仕事の途中に家に帰り近くの公民館へ行く。40人程度の集いでボーと話を聞いて坐っているだけだ。そもそも自治会があったことも知らなかった。坐ったときのレジュメに私の名前が書いてあった。なんじゃ、こりゃー。私の名前の横に副部長と書いてある。自己紹介が始まった。「このたび副部長になりましたJです。」そう挨拶するしかなかった。自治会長が勝手に決めたらしい。文句を言うほど本気になれない。興味のない会合に2時間も付き合わされた。防犯パトロール・子ども会・ゴミ処理etc今、会社に帰って再び仕事が始まる。これからは自治会の集いがあるたびに出席しなければならない。私がいても何の役にも立たないのに・・・。このことを最初に証明する方法はないのか?あー、また憂鬱な仕事が増えた。