クレーム
クレームは嫌だ。自社が行ったものについては責任は取るが、他者の責任を取らされるのは許してもらいたい。だが顧客はそれは言い訳だと言う。弊社は楽天で受注してそれを業者に発送してもらっている。誤った発送には弊社には責任がないと思う。しかし弊社は窓口だからメールやクレームが集中する。発送元の責任だと言うと顧客は激怒する。今日も今年度最初の誤った配送の強烈なクレームが今頃来た。発送元でクレーム処理が出来てなかったのだ。発送元に連絡しても担当者がもういないという。間に入っている私はどうすればいいのか。私が謝るしかない。-----------------------------逆の立場になれば顧客の心理も分かる。到着するはずの荷物が待っても待っても来ない。注文した弊社に文句を言う。当然である。-----------------------------耐震設計が施されていないマンション・ホテル建設も同様だ。1)「私は売っただけだ。」2)「私は世話をしただけだ。」3)「私は設計書に基づき作っただけだ。」4)「鉄筋を少なくしないと契約しないと言われたのでそうしただけだ。」会社同士が共同で一つの仕事をする場合はどうしても責任転嫁が起こり、それがくるくる回って誰が悪いのか分からない。-----------------------------私にクレームを寄せた人も同じ気持ちだ。責任転嫁は聞きたくない。責任転嫁はしたいがしない。これが男だ。