スケジュール表
毎月、月末に翌月のスケジュール表をみんなに配る。昨日は中3の授業中3Sクラスで『それでは最後のスケジュール表配るぞ~』と配る前に全体を見まわしたら何だかうるっときたもうすぐ終わるなと一抹の寂しさはある。そりゃ受験生からしたら早く終われ~と思っちょるだろうけど…中1の頃から考えると学力的にもっとも成長著しい学年かも知れない。例えば中1時代Aクラスだった子が先日実施された山口県一斉模試で英語 山口県2位 3科目総合 山口県37位 (受験者数 約1300名中)この子は中2になるとき俺がお母さんに電話してSクラスの人数を増やしてでもSクラスに上げた方が良いと提案し中2からSクラスに合流した。彼女は家庭教師からの切り替えだったからもっとも不足しているのは競争心だと感じていたからだ。そして勉強における自分のペースをぶち壊したかった。結果は予想通り、いや予想以上に伸びた。それは彼女の努力の賜物である。入試は決して自分のペースに合わせてくれない…個別から転塾してきた子も数名いたが全員成績が上がっている。これに関しては教育産業専門のコンサルタント PS・コンサルティング・システム代表 小林弘典氏の著書にこんなことが書いてあるお叱りを承知で申し上げるのですが、わたしは、概して個別指導は成績が上がりにくいという印象を持っています。もちろん、例外はいくらでもあります。それは十分わかっているつもりです。ただ、集団指導と個別指導とを比較すると、一般的には、集団指導のほうが成績は上がりやすい。間違いないと思います。両部門を抱えている塾の方は機会を見てぜひ一度、データーを採ってみたらいかがでしょう。そうすればわたしの申し上げていることがおわかりいただけるはずです。