小5算数クラス
夕方は小5算数クラスの授業毎回、授業の導入で様々な算数パズルや思考力問題に挑戦している。本日は四則計算パズルに挑戦なかなか解けないんだけど思考錯誤して努力したら解けるんだ!っていう感覚を味わってもらっている。そしてその努力をしっかりと褒めるようにしている。なぜか?は以下の研究結果をご参照下さい頭の良さっていうものを天性のものであり、自分の力ではどうにもならないものと考えている人も多いのですが、それこそが人の限界を決める思い込みであり、「成長する思考態度」を持つと人は自分の知性や能力を伸ばしていくことができる、ということが、スタンフォード大学の教授である心理学者のCarol Dweck博士の行った20年にわたる研究で明らかになりました。Dweck博士らは10代の少年少女を中心としたテストを実施。それぞれの子どもに非言語的な10個のIQテストを解かせ、2種類の方法で彼らを褒めました。1つの方法は「わあ、△点も取ったの、いい点ね。あなたは頭がいいわ」というもので、もう1つは「わあ、△点も取ったの、いい点ね。よく頑張ったわ」というもの。つまり、一方は能力を褒め、もう一方は努力を褒めたのです。すると、能力を褒められた子どもは次に2つの問題を選択する際、難しい方の問題を避け、反対に努力を褒められた子どもたちの90%は学びの得られる難しい方の問題を選んだのです。そして興味深いことに、その後にDweck博士らが子どもには解けないような難しい問題を与えた時、前者、つまり「固定された思考態度」のグループの子どもは自分のことを頭が悪く、才能がないと考える傾向にありました。このことから、2つの考え方は挑戦に対する「楽しみ方」に大きな影響を与えることがわかります。どちらのグループも最初の問題は簡単に正解できるため楽しめるのですが、問題が難しくなっていくと、能力を褒められた子どもは楽しむことができず、一方、努力を褒められた子どもたちは自分の能力を伸ばしていけるので難しい問題でも楽しめるわけです。前者が問題に正解できないことでどんどんやる気をなくして行くのに対し、後者はどんどん成長していきます。様々なアプローチで塾生を伸ばしていきたい。今はわからないだろうけど親の意見と努力は後からきいてくる。。。ここ最近だと過去3年小5クラスから継続して通ってくれている塾生の公立高校合格率100%を達成しているパズルの後は「小数のかけ算」のまとめテスト頑張っています!!!