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カテゴリ:オスグットシュラッター症
この子は片道3時間かけて栃木県からみえました。
3週間まえから右膝下が痛み膝を深く曲げられない、 右足で片足立ちが痛くて辛い、ダッシュすると痛い。 病院でオスグットと診断され3週間練習を休み 治療していたが改善せず、 このままでは試合に出られないというので わざわざ千葉まで来られました。 1回の施術で痛みはとれ、 ジャンプしても痛くない状態に。 翌日、練習を再開したところ、膝の裏が痛むというので 5日後に再来院。 これも、施術で痛みは解消。 さすがになかなか通院するのが大変なので、 ストレッチなどのセルフケアをしっかりアドバイスして、 電話での相談を時々行うようにしました。 それでも、不十分な場合は一度集中して 施術を受ける必要があるかも知れません。 近くにこの施術が出来るかたがいればと考えさせられました。 病院等での治療は電気をかけたり、 湿布したり、ストレッチしたりというところでしょう。 この中で最も効果があるのはストレッチです。 (電気や湿布はほとんど意味が無いと考えています。) しかし、そのストレッチもやり方によっては 逆効果になる場合もあります。 その部分だけ伸ばせばいいのでもなく、 身体全体の状態の把握も必要。 また、その部分をいかに効果的に伸ばすかも大切で、 無理やり伸ばそうとすると却って筋肉を緊張させたり、 傷めてしまうことがあります。 また、関節のわずかなズレを修正することも必要。 膝を曲げる際に生じる関節又は筋肉のズレるクセがある場合は、 筋肉を緩めるだけでは痛みは残りますので、その調整が必要です。 体と部分の両面からも、身体を診る必要があります。 膝だけではなく、足首、股関節、体幹、首の緊張 なども合わせて診る必要もあります。 この子は最初できなかった正座が施術後出来るようになりました。 先日、病院でも診察を受けてきたそうなのですが、 急に身体が柔らかくなっているので先生が 驚いていたと話していました。 2回目はもっときれいに正座できるようになっていました。 家でもしっかりセルフケアしていたのでしょう。 正座は太腿の前を伸ばすのにいいストレッチになります。 しかし、正座が辛くて出来ない状態なら、 まず、楽にできるようにしてから行わないと逆効果です。 いっぽ公式HPオスグットのページより http://www.ippo2.com/untitled.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月05日 14時30分00秒
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