昨日、63回目の終戦記念日をむかえて
読売新聞に掲載されていた、戦争の事実をどのように知り、日本の戦後63年の歩み、
将来をどう見ているかの10~30歳代を対象としたアンケートから
1.戦争当時の状況に関する知識や情報をどこで得たか?(複数回答)
「学校での授業」「テレビ」各72% 「本・雑誌」53% 「祖父母」32% 「親」13%
●「親から子へ、子から孫へ」と語り継ぐことは、少なくなってきているようです。
2.終戦の日に合わせて、新聞やテレビなどで戦争関連の記事の掲載、番組放送を
しますが、関心がありますか?
全体回答 「ある」65% 「ない」34%
年代別の「ある」とした回答 10歳代/61% 20歳代/65% 30歳代/68%
●終戦の日に、家族や友人と戦争についての話をするか? 「ない」という回答が
71%にもかかわらず、戦争関連の記事や、テレビ番組への関心は高く、戦争へ
の関心は、失われていないと言えそうです。
3.戦後日本は、平和国家」として歩んできたか?
「そう思う」59% 「そうは思わない」23% 「わからない」18%
●前向きな評価が多数を占めました。
4.日本の平和がこれからも続くかと思うか?
全体回答 「そう思う」22% 「そうは思わない」51% 「わからない」28%
10歳代回答 「そう思う」19% 「そうは思わない」56% 「わからない」25%
20歳代回答 「そう思う」25% 「そうは思わない」49% 「わからない」26%
30歳代回答 「そう思う」21% 「そうは思わない」47% 「わからない」32%
●日本の将来は、悲観的な見方が示され、平和について不安が強いようです。
(以上、読売新聞掲載の記事を抜粋、要約)
戦争体験をしていない世代が、大勢を占めても、しっかりと戦争の悲惨さを伝えて、日本
の平和に、世界の平和に、将来に不安を持つ子供たちに、「大丈夫だよ」と安心感を与え
ていかなくてはいけない。
勝組み、負組みなどと小さな社会、小さな国の中で競い合い、勝つためには、相手を負
かすという殺伐とした状況を子供達は、ちゃんと分かっています。
最後は、限られた資源と食料を求めて勝組、負組になっていくのでしょうか・・・
私は日本人である前に、地球人であるために、戦争の事を伝え、1人の私の力は、笑わ
れてしまうくらいちっぽけでも、1人の力でしかできない、ささやかなことでも、思いやりを
持つ事でそこに、小さくても平和が生まれるのであれば、未来のためにしっかりと思いや
りとやさしさを持ち続けたいと思う。
昨日、63回目の終戦記念日をむかえて、真剣に考え、家族とも戦争について話をして
てみました。
戦争を地球上から無くす方法は、見つかりませんが思いやりと優しさと、礼ふを忘れない
ようにしようと誓いました。
第2次世界大戦では、交戦国両陣営の戦死者3000万人 民間人犠牲者2740万人と
いう尊い命が失われました。合掌