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テーマ:DVD映画鑑賞(14209)
カテゴリ:映画
これも映画館で見そびれた作品。なんとウルグアイの映画。ウルグアイの映画って見たことが無い。どうもこの映画が国際的に認められたはじめての作品だそうだ。ちなみにカンヌで2部門授賞。
あらすじは、靴下工場長のさえない中年男が母親を亡くして1年、墓石を立てる式を執り行うために、ブラジルにいる弟を呼び寄せる。そこで彼は、従業員のまじめだけが取り柄の女性に3日間だけ、妻役を演じてもらうように頼む。弟はそんな二人を、バカンスに誘うのだけど・・・・ というお話。 毎日同じことの繰り返しで、いつも無表情の二人は、仕事の時も最低限なことしか話さず、お互いのことを何も知らない。そんな二人に、陽気な弟。徐々に2人の殻が剥け始めていく。 のだけど、すごい笑いもない。すごいシュチュエーションもない。 無表情の中にちょっとユーモアがあって、くすっと笑ってしまう。 うそ笑いから、生まれていくうその関係。彼らは変わることができるのか? そう思って見ていたのだけど、結末は予想もしていなかった。 訳がわからず、もう一度途中から見直す。 そんな映画です。 見た後も、不思議な感覚が漂う。 エンディングも字幕も何もなく、真っ暗な中に音楽が流れる。 ここもなんだかとっても意味ありげ。音楽を聴きながら考えてしまった。 刺激を求める人にはお勧めしません。 ウイスキーを飲むように、ちびちび味わいたい映画です。 映画のなかのウイスキーって違う意味なんだけどね☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 22, 2006 01:11:08 PM
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