テーマ:障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ:息子の事
昭和63年3月、3,602g。元気な産声を上げている息子に初対面しました。
『?…この子、誰似???』 貧弱な母のお乳には目もくれず、哺乳瓶から出てくるミルクを、飲むわ飲むわ…。 『ハイ! 順調に育っています。 …まあ、ここまで増えんでも良いんですけど…、ね。(笑)』 1ヶ月検診の時、5,000gを超えて目の前に現れた息子を見た、産婦人科の〇〇先生はポソリ、おっしゃいました。 首のすわりも、寝返りも、はいはい・タッチ…その殆んどが、普通よりやや早くに出来ていました。 『まあ、手のかからない、なんと、元気な事!』 発語も早かったんです。 …ところが、『?』 8ヶ月を過ぎた頃から、それまで 『パッパッパ(父)』『マァンマ(母)』等と言ってた筈の彼から、出なくなったんです。言葉が・・・。 『まあ、その内出るでしょう。』 私達は、気にも留めなかったんです。 1歳の誕生日が過ぎ、1歳6ヶ月検診(実際の月齢は1歳5ヶ月足らず。)の時の事です。 親が子と5mほど離れた所から子供の名前を呼び、子供の反応を見る。 絵本を見せて、子供の反応を見る。 ・・・検査に引っ掛かりました。 『自閉症ではないかと思います。』 周りに聞こえる声で言い放った保健婦さんの言葉に、一瞬、出す言葉を見失いました。 『目が合わない。 言葉が出ていない。 指示が通らない。 多動が見られる。 自閉症である事が疑われます。』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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