気配と存在。
「あまらぶアートラボ」で開催されております、「気配と存在」と言う展示に行って参りました。『「気配」。見えるものでもなく、何となく感じるもの。印象は、場所が持っている記憶や受け継がれて来た伝統、また人々の活動が醸し出す「気配」かもしれません。』(リーフレットより。)今回の展示は、3人のアーティストによる、「気配感」「空気感」「思い出の断片」のような、何かはかなさと懐かしさを感じました。最初の部屋。常に動き続ける様々なガジェットたち。・・・は!!ワシ見られてる????そして、決まったリズムで鳴り続ける音・・・・そのリズムは、この非現実の空間でありながら、「現実」を思い起こされてしまう、そんな気が。時計の音のような。次の部屋は・・・・・尼崎の数々の思い出と記憶を、写真と・・・・何と、「消しゴムのカス」でこさえた立体物で構築された数々の思い出の群像。・・・あー、3枚目の写真のキリンの奴、JR尼崎の「キリンガーデンコミュニティ」が懐かしいなぁーw(しみじみ。)・・・・で。最後は大好きな和室の展示だが・・・・『「風穴」には、複数の使われ方がある。換気の為に開けられた穴、攻撃によって人体や物によって開けられた穴、そして新たな価値観を取り入れるための突破口としての風穴。』(リーフレットより。)・・・・ワシにはこれ、阪神淡路大震災の風景や、戦争の場面の一つに見えました。美しいのに、なぜか悲しくなった。でも、ずっと、そこに居たくなる。それは、ここのわずかな「光」がはかなくも美しく・・・・もしかしたら、これからを照らしてくれそうな気が・・・・・ちょっぴりしたから。・・・おしみゃい。