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カテゴリ:自分日記
ヒロシゲの作品をブログのデザインとして、採用したのには、わけがあります。
私は、高校の歴史の教科書で、この作品を見たとき、鳥肌が立ちました。際立つ波の中を大きく揺られながら、当時の運船が輸品を運んでいる情景の中に、ぽつんと富士山の姿が見えます。 激しく、荒れ狂う波(動)& どっしりと構える富士(静) 静と動が一枚の絵の中に盛り込まれ、浮世絵独特の画法で描かれているのが、私のハートを奪いました。 以来、日本画、特に浮世絵に関心を持つようになり、現在、この富士三十六景のミニ掛け軸を部屋に飾ってます。 不思議に思うのは、今の仕事の教訓としても、この絵が役立っていることです。 私の行う証券投資は、ハイリスク・ハイリターンです。言い換えれば、波が激しい仕事です。投資先の企業の株価は荒れ狂う波のように大きくぶれることがあります。 そんな時、この絵が教えてくれるのは、どんなに波が荒れても、富士のようにどっしりかまえ、冷静に判断することの大切さです。 しかしながら、本来、この富士三十六景は、36のざまざまな視点から描かれていることを楽しむものなんですね。 36の視点で見られるフジサン。 36の年で見られるオジサン。(28才なんですけど。) 浮世絵好きのオジサンは今日もどこかへ・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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