去年結婚した親友が、妊娠発覚。
「おめでとう」とか言いつつ内心では素直に喜べない自分。
なぜなら私は(そろそろ)2年前に中絶したから。
それをまだ引きずっているから。忘れはしないけど、乗り越えなきゃじゃん?
でも無理なんだ。
泣いちゃうんだ。
台所に安定剤飲みに行ったら、包丁握って頚動脈に当ててたりするんだ。
いっそこのまま相手の男性の所へ駆けてって刺してやりたいとか思う。
でも、そんな醜い感情には、負けない負けない負けない負けない。
と頭の中に100回くらい「負けない」を描いて。
あんま気分じゃなかったけどドラマ「弁護士のくず」を観た。
おータイムリー。
女子が妊娠しちゃって結婚を迫ってます。「家庭を作る事」って夢を語っちゃってます。
あの頃の私じゃん。
でも斉藤祥太だか慶太だかは女子が死んでもなお、蔑視しています。
「ヤリ○ン」とか言って。自分の二股に悪びれる風もなく。
伊藤英明、殴ろうとする。トヨエツ、それを止める。
そして斉藤君を窓から落そうとしながら言う。
オンナ孕ませて責任取れないくせに、あちこち精子ばらまいてんじゃねーよ。
ブラボー。タイムリーに慰めてくれてありがとう。当然私の為に言った訳じゃないけど。
いっそドラマの子みたいに死んでしまえばラクなのだと思う。
知らない奴にネット上で「一生十字架背負え」とか言われてそれも引きずってる。
憎しみが、腹の底からマグマのように湧き上がっている。
相手に対して、相手をそそのかした人に対して。
勿論、見極められなかった自分にも非があったと思う。
でも、教訓にしては重過ぎるんだ。人殺しが教訓だなんて、そんなのおかしい。
超音波の写真や出産関連の本や、手術する時の気持ちや終わった後の激痛や。
子供の名を呼んで気絶した事や間近で見ていたウチの親の気持ちや。
20万円では解決できない。お金で解決できないものがある。
神様がやらないなら私がやるだけ。
そんな復讐心がまだ、この心に巣食っている。
復讐したとて子供は喜ばないだろう。それだけが私を引き止めている。
こんな世の中、さっさと壊れてしまえばいい。
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