ISHIKARI　☆勝手に五つ星☆

　　　浜益小劇場花川公演「白いごはんの協奏曲」
　

　　　人口が減り、高齢化が進む浜益。それでも地域が元気であることを
　　　浜益米「おぼろづき」で内外にＰＲしようと頑張る人々。
　
　　　ウニやホタテ、タコなど、それだけでメインとなる具材ではなく、
　　　本当に「ごはん」の美味しさを引き立てる「おかず」は何かを探し回る。

　　　やがて、主人公は老いた地元漁師の家で
　　　ニシン漁で栄えた昔からの伝統的な保存食「糠ニシン」と出会うことになる。


　　　
　　　今年で創立１０年を迎えた「浜益小劇場」

　　「ふるさと浜益」への想いをテーマに、毎回、笑いと涙を誘う公演が楽しみで
　　　ほとんどの作品は見せてもらっている。
　　　そんなメンバーには、遠く「名寄」から毎度練習に駆けつける仲間もいるという。

　　　こうした活動が、限られたメンバーだけの想いでなく、
　　　厳しい地域に住むそれぞれの人の一歩につながることを期待したい。