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カテゴリ:東日本大震災
こちらも教えていただいたサイトで勉強になります。
日本の原子力発電って大丈夫なのか? http://promotion.yahoo.co.jp/charger/200704/contents05/theme05.php 日本の原子力発電って大丈夫なのか? 3月には、またぞろ事故隠しが発覚した日本の原子力発電所。電力の需要が増えてて大変なんだろうけど、チェルノブイリみたいな惨事はご勘弁。まじで怖い。でも、考えてみると、ボクらは「原発」のことを知らなすぎる。そこで、原子力問題を探求し続けている理学博士・藤田祐幸氏に、原子力発電のイロハを教えてもらう。ほんとに、原発って必要なの? 結論から言うと、いますぐに日本中の原発が止まっても、大停電やパニックが起こることはありません。電力会社は稼働停止のリスクが高い原発のバックアップとして、ハイスピードで火力発電所を建設してきました。今、日本にある火力発電所は、「原発を稼働させるため」に、普段は能力の半分も稼働していないんです。原発での発電量をすべて火力に置き換えても、7割程度の稼働で事足りる計算になります。 私に言わせると、電力が足りるとか足りないなんて論じること自体がナンセンス。それ以前に、放射能を扱うテクノロジーの問題が大き過ぎるんです。まず、第一の問題は事故による環境汚染のリスクが高すぎる。こんなものを次々に作るのは、国家のみならず地球全体の脅威です。 放射性廃棄物の問題も未解決のままですね。原発のゴミから、放射能の毒性が消えるまでにはおよそ3万年かかると言われています。3万年前といえば、クロマニヨン人の時代です。そんな危険なモノをどんどん作って、未来の人類に対してどう責任が取れるのでしょうか? 廃棄方法が安全かどうかを検証するには3万年かけた実験が必要なんだから、安全と言い切れる廃棄方法があるはずもない。 原子炉のメンテナンス、掃除はどうやるか知ってますか? 発電所の原子炉は1年に1回程度運転を停止して定期点検や補修をします。停止直後の炉内は放射能汚染がすごいから、重装備でも被曝する。だから、電力会社や発電機メーカーの人間が最初に入るんじゃなくて、日雇いのようなシステムで肉体労働者が中に入って、雑巾で放射能を拭き取ることから始まるんです。労働者の「ノルマ」は被曝量。つまり、被曝量が一定レベルに達すると解雇される。原発問題は、安全や電力需要という以前に、人間の尊厳に関わる問題なんですよ。 つづく・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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