シュタイナー医学に基づく小児科の本が出ます。
来年、シュタイナー医学(アントロポゾフィー医学と言います)に基づく「小児科診察室」という本が水声社から刊行される予定となりました。現在世界9カ国で開催されているIPMT(国際アントロポゾフィー医学ゼミナール)という医師のための研修プログラムで主な参考書の一つに指定されている本です。大変すばらしい内容で、アントロポゾフィー(精神科学、人智学)の深い智恵に裏付けられた本ですが、一般向けに書かれたものです。現在のゲーテアーヌム精神自由大学医学部門代表で小児科医であるミヒャエラ・グレッグラー先生とヴォルフガング・ゲーベル先生というお2人のお医者様の共著で、ドイツでは既に15版を重ねているロングセラーでもあります。翻訳者である入間カイ氏との話し合いが10月4日に横浜にある山本記念病院でもたれ、(現在、山本記念病院がアントロポゾフィー医学のための医師会の事務局になっています)この本の監修をアントロポゾフィー医学のための医師会に属する何人かの医師が行う事になりました。私もアントロポゾフィー医学のための医師会の代表としてこれから1ヶ月の間、この作業に大幅に時間を割く予定です。今までもこの日記の更新がまばらとなっていましたが、これからの1ヶ月はさらに書き込みを行う時間が少なくなるかもしれません。私はバッチフラワーこそが、未来の医療の鍵になると確信していますが、その私の確信を支える論理的背景のほとんどはシュタイナーの霊学(精神科学)に網羅されています。私は、シュタイナーの霊学をより深く理解した上で、その内容を現代の日本人に、特に日本の医療に関わる人々に、より良く理解してもらえるようにバッチフラワーレメディの真実とともに伝えていきたいと考えています。