沢山飲むことについて。
昨日書いたバッチフラワーレメディの飲み方に関して、ブログを読んでくださった患者様からご質問を頂きました。「最近、レメディの飲み方が適当になっていて、1回に6滴、7滴と飲み、1日に10回は飲んでいます。日に4回と決めて味わうように飲んだ方が良いのでしょうか?」という内容でした。バッチフラワーレメディは極めて穏やかな作用を示しますし、作用の持続時間も比較的に短いと考えられます。ですから、日に4回、1回に4滴の16滴は、予防的に使用する場合の最低限の服用量と回数と理解出来ますので、特別な暝眩反応や浄化反応がなければ、5回飲んでも、10回飲んでもかまいませんし、作用が減弱することもありません。逆に、身体的な疾患もなく、感受性が鋭敏な状態の方では、「日に2回、1回に2滴程度でも明瞭に感情状態が変化します」と語る方もおられます。薬剤と異なり、血中濃度や服用量によって作用が出現するものではないので、有効な飲み方に関しても一人一人の肉体と感情の状態によって大きな個人差があるものと理解していただくのが良いのですが、バッチ博士がレメディを完成した1935年から現在までの世界各地でのレメディ使用体験からは、『原則として肉体と精神の状態がほぼ健康に近い人が、バッチフラワーレメディによって、適切な感情状態改善の効果を得るためには、およそ日に4回、1回4滴が安全かつ有効と理解されている。』という事になると思います。『味わって飲む』という事に関して述べるなら、味覚の敏感な方はそれも可能ですが、それ以上に自分が必要だと理解しているレメディの内容を理解し、また意識して飲むことは、自分の無意識に注意を払う、自分の感情を大切にするという意味で有益だと推定できます。それでも、バッチフラワーレメディは「ただ飲むだけ」で人間のネガティブな感情を解消し、自律神経のバランスを回復する手助けになってくれるシンプルな療法であるという事実は変わりません。『ただシンプルにこのレメディを使用する人だけがその恩恵にあずかるでしょう』という博士の言葉こそ、最も重要なものだと私は感じています。