アンバーとコーパル。
天然にこだわったコーディング加工をしていない若い琥珀(天然コーパル)の原石!擦るだけで森...価格:1,890円(税込、送料別)このショップのようにコーパルを若い琥珀と言うところがあります。ウィキペディアでは、半化石の琥珀をコーパルというと書かれています。半化石とは、(これもウィキペディアより)半化石(はんかせき)とは、時間の不足や化石化のための条件を満たしていないなどの理由で、化石化の過程の終了していないものを指す。準化石(じゅんかせき)ともいう。ということは、もっと時間が経てば、コーパルはアンバーになるのでしょうか?アンバーとコーパルの違いその1 年代 アンバーは、日本(久慈)産の琥珀 約8,500~9,000万年前 バルト海沿岸産の琥珀 約4,000万年前 中国(撫順)産の琥珀 約4,000万年前 ドミニカ共和国産の琥珀 約2,400~3,800万年前 ミャンマー産の琥珀 約9,700万年前 これに対して、コーパルは、数百万年前くらいです。その2 元の木 アンバーは、寒冷地の樹木が出した樹脂が固化したもの コーパルは、熱帯の樹木が出した樹脂が固化したものその3 硬さ ここが、とても大切なところです。 アンバーは、2~2.5の硬度ですが、コーパルは、2よりも小さいです。 ちなみに、爪は硬度2です。その4 比重 アンバーは、1.12で、コーパルは、1.04 (数字に誤差があるかもしれません)なので、どちらも真水に沈みますが、海水ではアンバーは潜り、コーパルは、浮きます。もともと、アンバーの語源が「漂うもの」ということで、海の中に漂っていることからネーミングされたようです。 その5 科学反応 コーパルはエタノールに溶けまするが、琥珀は溶けません。以上、琥珀に興味がある方、参考になさってください。