26日は、楽三会。
今月のメインゲストは、瓦屋根工事技士 の 高橋 秀太 さん。瓦についての興味深い話を聴くことが出来ました。逹磨窯という瓦を焼く窯があること。逹磨窯は、薪を燃やすので、環境面から敬遠され、ガス窯に変わった歴史。逹磨窯で作った瓦には、呼吸をする、生きている瓦ができることがあること。生きている瓦とは、雨水を吸収し、日光で水分を放出する性質を持った瓦。夏は、気化熱で屋根裏の温度を下げる効果があるとのこと。ガス窯では、高温で焼くので、こういう効果はないそうです。苔むしているような瓦屋根は、生きているんですね。大切な日本の文化を見直す機会となりました。高橋さん、ありがとうございました。