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カテゴリ:情報技術
さて、謹賀新年(笑)。
法曹とメディア貴族の松に蛇 10万円以上の現金振り込みが、きょう2007年1月4日より出来なくなった。10万円以上の現金を振り込むには、身分証(運転免許証など)で身分を証明しなければならない。 ところで、この措置の背景に透けて見えてくるモノは何だろう。それは、ゲンキンの消滅という未来だ。 振り込み詐欺事件が頻発したが、このバックというか仕掛け人、本当の犯人は暴力団ではない。この手法を彼らに教えた一団が居るのだ。彼らの意図は、ATMによる現金振り込みに限度額を設けさせる下地造りである。いわゆるマッチとポンプの原理だ。人々は現実に、「テロ資金防止」などという名目により、10万円以上の振り込みが禁止措置されたことにも、なるほど「振り込み詐欺もあるからなあ」などとナットクしてしまうわけである。 さて、透けて見えてくる未来を、「現金の消滅」と書いたが、具体的に言うならば、それはほぼ半分以上がすでにこの世界で日々行われてしまっている(株式取引の世界を見れば分かる)。しかし、実体経済の世界をすべてクレジット化するためには、まずは「現金は不便」という経済の仕組みをこの世界のなかに(一般人に)教え込まなければならない。もともと「金融」とは実体経済から遊離したヴァーチャルなシロモノなのだが、それを実体経済に滑り込ませるにはなかなか工夫と時間が必要なのである。財務省は何年も前から、デジタル貨幣の研究を続けている。マイクロチップを埋め込んだ生体認証を併用した「揺りかごから墓場まで」の家畜人ヤプー化計画=個人資産の恒久的管理体制。その導入はもう目前に来ているようである。 早晩、小切手や手形というのんびりした世界がなつかしくおもえる時代になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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