恐怖体験を語りあう
恐怖体験を語るときって、自分の想像力ほど怖いものはないって思いませんか?Islaはそう思う。今日も薄暗い沖縄料理屋で恐怖体験を聞いていたら、語っている自分も、人から聞く話も自分の中の想像力が豊か過ぎて、妄想が広まり、超怖かったよ・・・。Islaは多感な高校時代を広島で過ごした。海岸を埋め立てたところに住んでいて、土が肥沃なのか気候が良いからなのか分からないが、家の前はイチジク畑が見える3階建てのマンションで、Islaの部屋は2F。弟の部屋と並んでいたのですが、Islaの部屋だけ壁にカビが生え、梅雨時期には畳が一部フカフカになるほどほど湿気がこもっていたので、常に除湿機をかけていたほど。地元民によるとわがマンションが建っていた海岸一帯は、原爆が投下された時にはよく死体が漂着していたそうだ。それを山にリアカーで運んで荼毘に付していたもんだ、と昔話を聞かされていた。だから昔死体焼き場だったところではよく人が突然死したりしていたとか、今でも車と併走する首のない人が、下半身を吹き飛ばされた小学生が「学校に行きたいよ」って胴体だけを匍匐前進してくるんだよ、とかその手の類の話がたくさんあった。それと因果関係があったかどうか分からないが、そのころのIslaは本当によく金縛りにあっていた。終いには慣れて「また耳がキーンとして来たよ」って放置して寝る始末・・・。その予兆を無視していた報いなのか、少なからず忘れられない記憶(?)もある。目は開けれるのですが、目も開けていないのに(←日本語としておかしいっすね)、なぜか自分の枕元に白装束の女の人が正座して髪をたらしながら自分の顔を見ているって分かるっていうのがモウレツに怖かった記憶。ただ、じーーーーーっと見ているの。心の中で「ああぁぁぁぁぁー!」って叫んでいた。一生懸命体を動かそうとするんだけど、全然動かない。けど目だけは開けれそう。でも開けたくなぁ~い。終いには鈴の音も聞こえてきて、ちょっぴり死を覚悟し(←何故(笑)、「私が悪かった!!」(←何が悪かったのか?)「まだ生きたいのぉー」というような台詞も頭を駆け巡った。(あたかも一種の成人の儀式のようだ・・・)それから朝まで記憶無しである。しばらくは寝るのがとても怖かった。でも変な話、金縛りに会う前になんか周波数が来て、ふとそれにあってしまうと金縛りにあうが、わざとはずすことも覚えたので、そのテクニックを会得してからはほとんど合わなくなっていた。しかし、Big Waveとはあるもので、ある晩布団に寝ていると、胴体が壁側に強烈に引っ張られる金縛りがあって、明らかに人の手なの・・・。「あの世に連れて行かれるぅ~」ってものすごい抵抗し(とは言え、意識の中ですが・・)、「絶対引き込まれないぞぉー」って歯を食いしばっていたような気がする。体に手形は・・・付いていなかった。ほっ。沖縄料理を食べながら自分の記憶を探って、それをブログに書こうと思ったら余計な記憶までもこんなに出てきちゃったよ。あまりにも怖いので、みなさんにおすそ分け。(笑)あと押入れの中から視線が出ている人形の話も恐ろしかった。目からビームが出ているように念がこもっているので、家においてはいけないとか・・・。ぬいぐるみ嫌いなIsla家には今のところないのでほっとしている。今日眠れるかどうか不安皆も、カビが生えすぎる部屋には気をつけよう。(笑)********************************************人気blogランキングへホームページランキングへ元祖ブログランキングへ