フルライン?パニック
それは金曜の夕方に静かに始まった・・・ 歯医者の帰りにスーパーに寄って牛乳などと一緒に3連の豆腐を買った。 小さなパッケージに収まった豆腐を3つまとめて重ねた物をフィルムでひとくくりにした物だ。 夕食時に鍋に豆腐を入れようとして真ん中を押して一つ取り出す。 当然の事として上のパッケージが下がると何か違和感が・・・ シールしているフィルムに何か別の模様が見えた。 あれ?デザイン変えた?? 取り出したもう一つのと比べると確かに違う。 ちょっと触ってみると模様が移動する? あれ? よく見ると一番上のパッケージとフィルムの間に押しつぶされた蛾が挟まっていたのだ。 こんな事は初めてだったのでちょっと驚く。 フィルムにはお客様相談室のフリーダイヤルが乗っていたが既に17時の受け付け時間は過ぎていた。 残念ながらウェブは無いようだし、メールでの受付もしていないようだった。 土日祭日は受け付けていないので月曜に連絡をとる事にした。 で、月曜日。 フリーダイヤルに電話して応対に出た人にこれこれしかじかと話をすると、「担当の者から電話をさせますので電話番号とお名前をお知らせください」と言われた。 名前と電話番号を知らせて電話を切る。 暫くして担当者から電話が有った。 「これこれこういう事で帯フィルムとパックの間に蛾が挟まっていたのですが・・・」 工場の出入りの時に気をつけてはいるが極稀に一緒に入ってしまう事が有るそうだ。 今後工場の周りの殺虫剤散布や出入り時に気をつけるという事だ。 食品工場は大変ですね。 早速工場の方に連絡を入れて代替品を送ってくれるという事だ。 事務手続きで多少時間が掛かるかも知れないので、3・4日時間をくださいと言われた。 その際受け取り人払いの伝票を入れておくので、お送りした発泡スチロールの中に、製品をビニール袋に入れるかして送り返して欲しいと言われた。 たいした手間ではないので了承する。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーさて11時20分頃である。チャイムが2度鳴る。 ?ドアの所に人が?? インターフォンで応対すると宅急便である。 違う部屋への配達にあわせて一緒に荷物を持って来たらしい。 オートロック場合、通常部屋毎にインターフォンで連絡するはずなのだが、今回は違った。 で、出てみると結構大きな荷物を抱えていた。 小さなお豆腐3つの代替品としてはやけに大きい。 言われた通り送り返す都合が有るのでちょっと待って欲しいと言って開封すると何やら一杯入っている。 少し時間が掛かりそうなのを見てもう1人車で来ているのでその人に受け取りに来て貰いますと言って違う部屋へ配送に行ってしまった。 中には11種類の製品とビニール袋に入れられた氷と返送用の伝票とお詫び状が入って居たが肝心の絹名人が入っていない? 慌てて冷蔵庫に入れて、送り返す豆腐を詰めた所で宅急便の人が来た。 大きな発泡スチロールの箱に豆腐をぽつんと入れて返送用の伝票と一緒に手渡す。 蓋をテープでとめないといけなかったのだが代わりに止めておいてくれるというのでそのまま手渡す。 箱を計り100センチの所に印を付ける。冷凍便じゃなくていいんですかと聞かれるが、向こうも食べる訳じゃないから良いだろうと思って普通の便で送って貰う。 じたばたと送り返した後で冷蔵庫をチェックする。 普段余り物が入っていないので全部収まったが、普通の家ならはみ出してしまうのではないかと思われる量だ。 内訳はこれ。 豆魂伝説(絹) 7/8 カリスマ豆富 かりたま 7/8 カリスマ豆富 えだまめ 7/8 ふっくらあぶらあげ(5枚) 7/6 なめらか生揚 7/4 焼いて食べる手あげ極旨。 7/3 だしがんも 8/7 しらたき 8/24 下仁田太郎(蒟蒻) 8/22 海藻もずく 7/20 ところてん 8/12 最初品物だけチェックしたのだけれど、考えてみれば足の速い製品が多いという事で賞味期限もチェックし直した。 豆魂伝説は絹名人のアップグレード品なのか?という疑問はさておき、一人暮らしでこれを消費するには少し根性を入れないとねー、って感じ。 会社は実家と同じ埼玉で親近感を持っていたのだが、返送先の工場は常総市の水海道工場となっていた。 お詫び状の入って居た封筒にはしっかりメールアドレスが入って居ました。 帯フィルムを見た所もう一行位は入るスペースが有ったのと、やたら太い書体のアルファベットでしっかり shinozakiya.com って入って居た。余りにも太い書体だったので、飾りボーダーだと思ってた。 折角貰った物だから大事に食べないとね。