今でも、抽出した環境側面の内容について
審査でなんだかんだ言う人がいる。
勿論、一般的に見て、その会社が取り組まねばならない
と考えられる課題が抽出されていなかったり、
著しい環境側面に挙げていなかったりしたなら、
あれこれ言われるのも仕方がないことだろう。
しかし、どのような事柄を抽出し、その中で何に取り組むかは、
会社の自由というのがＩＳＯの基本なのだから、
「側面として適切でない」と言い出すと
話しがおかしくなってしまう。

他にも、会社によっては同じ様な側面が抽出されることがある。
それを「もっと詳細に区別して」と言う人もいれば、
「同じ様なものはまとめて」と言う人もいる。
これでは、考えの違う人が来る度、
書類の作り方が変わってしまうことにもなり兼ねない。
会社は堪ったもんじゃない。

まあ、これらのことは、"不適合"として指摘されることは
ありえないことなので、言うことに振り回されず、
自社が”良い”と思ったやり方を継続することが最良です。