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世界自然遺産に登録された小笠原諸島で自然保護の地道な活動に言い結果がでました。 以下、NHKニュース~ 小笠原諸島 外来種対策で昆虫増 10月2日 14時18分 世界自然遺産に登録された小笠原諸島で、外来種のトカゲの 「グリーンアノール」が入り込まないようにする取り組みを進めたところ、 小笠原だけに生息する昆虫が増えたことが分かりました。 世界自然遺産に登録された小笠原諸島では、 小笠原だけに生息する固有種の動植物や昆虫などが数多く生息していますが、 こうした固有種を食べる外来種の対策が課題となっています。 このうち、船の積荷に紛れ込むなどして、北アメリカから持ち込まれ、 今は数百万匹に増えたとみられている「グリーンアノール」というトカゲについては、 環境省が母島に入り込まないようにネットを張るなどの対策を3年前から進めてきました。 その結果、固有種の「ヒメカタゾウムシ」という昆虫は、調査ポイントごとに見つかった数が、 ことしは0.7匹を上回り、3年前の7倍以上に増えたことが環境省の調査で分かりました。 グリーンアノールが入り込まないようにした効果が確認されたのは初めてだということで、 環境省は、ほかの昆虫の生息数も調べることにしています。 ~以上、NHKニュース 天敵や競合種などを持ち込むと2次、3次と被害が広がる可能性も大きいですので、 生態系を壊さないように実施したことは良いなと思った。 そこで日本に定着した外来種で意外なものは無いかと調べてみたが(国内外来種を除く)、 ブタクサ、セイタカアワダチソウ、シロツメクサ、ムシトリナデシコなどは 私にとって意外であったが、数の多さに驚いたくらいで他には見当たらなかった。 逆に日本固有の種が海外で大きな被害を及ぼしているものも多かった。 以下、wikipediaより抜粋~( )内は特に被害の大きな地域 動物 アカオビシマハゼ(オーストラリア)カブトムシ(東南アジア、特に台湾)キンギョ(アメリカ) クロヨシノボリ(ペルシャ湾)コイ(錦鯉)(北アメリカ)ゴマダラカミキリ(北アメリカ) スズキ(オーストラリア)タヌキ(ヨーロッパ)ナミアゲハ(ポリネシア、ハワイ諸島) ニホンジカ(アメリカ、ヨーロッパ)ヒトスジシマカ(北アメリカ)ホソウミニナ(アメリカ) マイマイガ(北アメリカ)マハゼ(オーストラリア)マヒトデ(オーストラリア)マメコガネ(北アメリカ) 植物(藻類を含む) クズ Pueraria lobata の大群落(アメリカ、ジョージア州、アトランタ) アケビ(北アメリカ) イシミカワ(北アメリカ)イタドリ(ヨーロッパ、北アメリカ)クズ(北アメリカ) ススキ(南北アメリカ) スイカズラ(北アメリカ) ワカメ(ヨーロッパ、ニュージーランド、オーストラリア) よく言われることだが、人類も1つの種(地球にとって最大の害を及ぼす種とも考えられる)。 そして種は確実に減少しつつある(4万種/年というのはどうも根拠のない数字のようだが・・・) 絶滅する種があることは仕方のないことと思う。 でも種の絶対数をできるだけ減らさない努力は必要。 種を減らす最大要因は人類であり、守ることを考えられるのも人類だけなのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 3, 2011 12:31:06 PM
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