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■司馬遼太郎 著 ■新潮文庫 江戸幕府を築いて天下人となった徳川家康について、その一生を追った時代小説です。 徳川家康がなぜ天下の覇権を握るに至ったか、その原因を解き明かすべく、 ・彼の生まれた三河という土地柄 ・人質として少年時代を過ごした尾張・駿河の環境 ・たびたび苦渋の選択を迫られたときに彼の行動を決定づけたその思考方法や性格 など 様々な角度から分析を試みています。読み応えのある作品でした。 司馬遼太郎氏の歴史小説、どれにも共通することとして、まるで見てきたこであるかの如く、登場人物に自らインタビューしてきたかの如くに文章を綴っている。 (たしか小説家になる前に新聞記者をされていたとか) とても自信にあふれているように思われます。資料を読み込んだり、その土地を訪ねたりしてよほど勉強されていたのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.23 00:34:25
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