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『ヘタな人生論より徒然草』 -賢者の知恵が身につく“大人の古典”-
■荻野文子 著 ■河出文庫 ■2006年10月初版発行 情報社会という流れの速い河の岸辺に立って、「呑みこまれる危険」と、「取り残される不安」の板挟みに葛藤する現代人。 踏み込む勇気を得るためには「確固たる価値観」が、押し流されないためには「融通無碍な身の軽さ」が必要だ。 この相反するふたつの思考を同時に兼ね備えた兼好だからこそ、『ヘタな人生論より徒然草』なのである。 (前書きより) これはとてもためになりました。 自分のふだんの心構えや生き方など、見直す点がたくさんあります。 作者は兼好法師の『徒然草』をわかりやすく、現代人の身近な例を引いて解説してくれています。 ときにはユーモアを交えて、ときには辛口のコメントも添えながら。 忘れないうちにもう一回読んどこう…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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