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カテゴリ:Musica, CD
昨日は職場でいやなことがあり(納得できないことがあり)
ワイン買ってきて 「チクショー、なんでだよー、納得できねーよー。しょせんオレは歯車かよー」 とグチりながら、一本空けてしまいました。 (あんまり建設的じゃないぞー…苦笑) それはそうと、先日息子クジラJr.の英語の教科書をパラパラめくっていて、ある物語を見つけました。 ちょっと我流ですが訳してみます。 **************** 「オンリーワンになること」 “どうしておばあちゃん、死んじゃったの?ボクも死にたいよ” 14才の少年は泣いた。 “父さん、母さんなんかきらいだ” 太陽は青い空で輝いていた。しかし少年はそれを見ることができない。少年は全盲なのだ。 少年は1952年に生まれた。父親はメキシコ系アメリカ人、母親は日本人。 両親は彼がまだ赤ん坊のころ行方知れずになってしまい、祖母に育てられる。 少年の名は新垣 勉といった。音楽がとても好きだった。 ある日のこと、少年はラジオから流れてくる賛美歌に聴き入り、とても興味を覚えた。 彼はもっと他の賛美歌を聴きたいと思い、教会の扉をたたいた。 教会で牧師に自分の人生について少年は語り、牧師は少年の話に静かに耳を傾ける。 勉少年が語り終えたとき、目の見えない少年は牧師が泣いていることに気づいた。 “牧師さんはボクの気持ちをわかってくれている”少年は思った。 牧師は勉少年に言った。 “勉君、私たちと一緒に暮らさないか?私の妻も子どもたちも喜ぶと思うんだが。” 勉少年の答えはYES. 勉少年の新しい人生が、牧師の温かい家庭の一人として始まった。 勉少年は牧師になりたいと考えたので、大学に進学し勉強に打ち込んだ。 彼は大学の勉強のかたわら歌を学び、教会で歌った。 月日は流れ、勉少年の心の中で両親に対する憎しみは徐々に消えていった。 勉が師事するイタリア人のボイス・トレーナーは彼に言った。 “君の声は神様と君のお父さんからの贈り物だ。君のような素晴らしい声の持ち主は世界のどこを探してもいないよ。” 勉は自分の歌声に誇りを持つようになった。彼のモットーはこうである。 “ナンバーワンではなく、オンリーワンを目指そう” 彼が歌う『さとうきび畑』を聴くとき、その美しい歌声を通して沖縄の明るい風景と悲しい歴史がありありとイメージされ、胸を打ってやまない。 **************** で、練馬区の図書館で検索したらありました。新垣勉氏のCD。 さっそく借りて今聴いてるところです。 素晴らしい歌声です。力強く、また優しく包み込まれるようで、勇気を与えられます。 もう昨日のような、ワイン飲んでグチこぼしてグーグー寝てしまったフヌケ野郎のクジラではありません。 立ち直りました。チェスト! (ちょっと単純だぞー) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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