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『アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書』 ■ジェームズ・M・バーダマン 著 ■ジャパンブック 刊 ■2005年2月 第1刷発行 「1000回死ぬよりつらいよ」”I would rather die a thousand death.” 1865年4月9日、南軍のリー将軍が、北軍のグラント将軍に降伏しに行くときもらした言葉です。 リンカーン大統領に北軍の総司令官になるよう依頼されて苦悩しながらも、南部人としてあえて南軍を指揮したリー。そして降伏を申し出る相手のグラントは、同じウェストポイント陸軍士官学校の後輩であり、一緒にメキシコと戦った仲でした。 アポマトックスの1軒の家で行われた2人の会見はアメリカ史の名場面の1つです。リーを気遣うグラント、それを甘受するリー。この本では登場人物たちの「息遣い」までをも伝えることによって「生きた歴史」を面白く語ります。 小学生のための歴史だからこそ、易しい英語で読め、アメリカ人のスタンダードな歴史観が分かる貴重な1冊です。 (▲本書紹介文より) アメリカの子どもが勉強するアメリカの歴史教科書です。 子ども向けの英語なのでそんなに難しい単語は出てきません。知らない単語があっても、だいたいこんな意味だろうと見当をつけることができます。それに、見開きの左ページが英文、右ページが日本語の対訳になっているので、わかりづらいところはしっかり意味確認することができます。 英語と歴史のお勉強を両方いっぺんにすることができます。オススメ。 毎日少しずつ声に出して読み進め、ちょうど南北戦争、リンカーン大統領ゲティスバーグの演説のところまで来ました。 有名な「人民の、人民による、人民のための政府」ですね。 “いよ!大統領!” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.01.15 07:25:21
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