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『武士道シックスティーン』
■誉田 哲也 著 ■文春文庫 ■2010年2月 第1刷 大きな拍手を浴びながら、互いに構え、剣先を向け合う。 この場所で再びめぐり合い、この相手と戦う、喜び。 最高の舞台で迎えた、最高の相手。 この時代を共に生きる、二人といない、好敵手。 さあ、始めよう。 わたしたちの戦いを。わたしたちの時代を。 (本書冒頭の詩) 【STORY】 武蔵を心の師とする剣道エリートの香織は、中学最後の大会で、無名選手の早苗に負けてしまう。敗北の悔しさを片時も忘れられない香織と、勝利にこだわらず「お気楽不動心」の早苗。相反する二人が、同じ高校に進学し、剣道部で再会を果たすが…。 青春を剣道にかける女子二人の傑作エンターテインメント。(本書紹介文) クジラは “スポーツは小説でなくてやっぱりマンガだよなー。『巨人の星』だろ、『あしたのジョー』だろ…エトセトラ” と今まで思ってましたが、見事にその考えをひっくり返されて、メーンッ!とばかりに一本取られてしまいました。 スピード感あふれる展開、最後まで一気に読んだ後、さわやかな風が吹いてくるような感動が残りました。 若い人向けかもしれませんが、クジラのようなオジサンにも時々こういうのOKかな…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.08.30 21:08:50
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