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『名画で読み解くハプスブルク家12の物語』
●中野 京子 著 ●光文社 ●2008年8月 初版第1刷発行 スイスの一豪族から大出世、列強のパワーバランスによって偶然ころがりこんだ神聖ローマ帝国皇帝の地位をバネに、以後、約650年にわたり王朝として長命を保ったハプスブルク家、常にヨーロッパ史の中心に身を置きながら、歴史の荒波に翻弄され、その家系を生きる人間たちの運命は激しく揺さぶられ続けた。 血の争いに明け暮れた皇帝、一途に愛を貫いた王妃、政治を顧みず錬金術にはまった王、母に見捨てられた英雄の息子、そして異国の地でギロチンにかけられた王妃・・・。過酷な運命と立ち向かい、また定めのまま従容と散っていったヒーロー、ヒロインたちは、どこまでも魅力的。 彼らを描いた名画に寄り添い、その波瀾万丈の物語をつむぐ。 (本書紹介文より) ボンジュール! ハプスブルク家だけでなく、それに連なる人物やエピソードを分かりやすく、かつ面白く紹介してくれています。 これ一冊で13世紀から20世紀にかけてのヨーロッパ史の主な流れの理解に大いに役立ちました。 機会があればまた読み直して、歴史の復習に役立てたい一冊です。オススメ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.02 20:30:47
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