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『西太后』
●加藤 徹 著 ●中公新書 ●2005年9月 発行 内憂外患にあえぐ落日の清朝にあって、ひときわ強い輝きを放った一代の女傑、西太后。わが子同治帝、甥の光緒帝の「帝母」として国政を左右し、死に際してなお、幼い溥儀を皇太子に指名した。その治世は半世紀もの長きにわたる。中級官僚の家に生まれ、十八歳で後宮に入った娘は、いかにしてカリスマ的支配を確立するに至ったか。男性権力者とは異なる、彼女の野望の本質とは何か。「稀代の悪女」のイメージを覆す評伝。(本書紹介文) 実は学生時代、中国史を専攻しましたがどうも清末の込み入った時代は苦手でした。ですが、この本を読んで西太后の人となりはもちろん、あの時代の流れを頭の中で整理することができました。名著です。 時間をおいて再読したいと思います。謝謝! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.03.17 14:02:30
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