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『マリー・アントワネット フランス革命と対決した王妃』
●安達 正勝 著 ●中公新書 ●2014年9月発行 名門ハプスブルク家に生まれたマリー・アントワネットは、フランス王妃となり、ヴェルサイユ宮殿で華麗な日々を過ごしていた。だが、1789年のフランス革命勃発で運命が急変。毅然と反革命の姿勢を貫き、37歳の若さで断頭台の露と消えた。悪しき王妃として断罪された彼女が、後世で高い人気を得、人々の共感を集めているのはなぜか。彼女が目指した「本当の王妃」とは何だったのか。栄光と悲劇の生涯を鮮やかに描く。(紹介文) 「赤字夫人」とか、「パンがなければお菓子を食べれば…」とか、これまで悪評の方が多かったマリー・アントワネットですが、最近歴史的な評価が見直されているとのことです。 これまでの「売国奴」「人民の抑圧者」的な、一方的で敵意に満ちた見方に対して一石を投じようとする著者の意図が伝わってきます。 私自身も、悲劇のヒロインに対する見方が変わりました。フランス革命の流れを理解するのにも役立つ一冊です。メルシー! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.08.28 17:00:07
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