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『オリエント急行の殺人』
●アガサ・クリスティ著 ●山本やよい 訳 ●早川書房 ●2011年4月 発行 真冬の欧州を走る豪華列車オリエント急行には、国籍も身分も様々な乗客が乗り込んでいた。奇妙な雰囲気に包まれたその車内で、いわくありげな老富豪が無残な刺殺体で発見される。偶然乗り合わせた名探偵ポアロが調査に乗り出すが、すべての乗客には完璧なアリバイが…ミステリの魅力が詰まった永遠の名作の新訳版。(紹介文) ミステリ小説の王道というか、古典というか、とても有名な小説ですが(2回ほど映画化されてますね)、ボクは実はアガサ・クリスティ氏の作品は初めて読みました。 以前読んだ横溝正史氏の『犬神家の一族』や『八つ墓村』がとてもおどろおどろしく、次から次へと事件を起こして読者をドキドキさせてやろうという筆運びだったのに対し、クリスティ氏のこの作品は事件が起こったあと解決に向けて読者と一緒に考えガイドしてくれるような親切な(?)文章だなという印象。こんど別の作品も読みたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.03.31 06:52:18
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