♪楽チン&キッチン♪

名古屋から御殿場は、東名高速道路を使って、通常3時間半くらいで走れる距離です。

今回の地震の影響で、途中1号線を走り・・・7時間半かかりました。

でも、私はその間の大半を爆睡しており、日常の疲れを取っていたようでした。

普段、高速道路を運転すると、直ぐに睡魔に襲われる主人ですが・・・・頑張りました。

御殿場は、以前ご紹介した「筋無力症と明るく闘う叔母」 ・・・母の下の妹 叔母その２です。

叔母は、母や祖母の着物をリメイクして生まれ変わらせてくれます。

その叔母宅へ、母のすぐしたの妹（叔母その１）とその娘（従妹）家族と、かねてから「合流」したいと願っていたのが実現しました。

従妹には三人の可愛い女の子がいます。

屈託無く、あどけなく、エンジェルのような三人娘です。

長女が二年生、次女が一年生、末っ子が5歳です。

末っ子Aちゃんは、二歳半の時、突然襲った「白血病」によって、多くの時間を病院で過ごし、つらい治療と闘う日々でした。

10万人に3～4人。原因も特定できない。血液の癌です。

宝くじに当たるより難しいはずなのに・・・なぜ？？という思いで、従妹夫婦もどんなにか苦しみ悲しんだことでしょう。

叔母その１も丈夫でない身体だけれど、上二人の子育てを支えていました。

今回、退院の時に担当医から「してあげたいこと、させてあげたいことをいっぱいしてください」と告げられたそうです。

もうとっくに、宣告されたタイムリミットを過ぎているけれど・・・大きな声で元気に笑っています。

一昨年、無菌病室にお見舞いに行って対面したAちゃんとは別人のように、やんちゃです。

そして、今回Aちゃんが乗りたかった「特急ロマンスカー」で、初めてのお泊まり家族旅行を計画していました。

Aちゃんのパパは、荷物を積んで御殿場に車で向かう計画だと聞き、便乗した私たち夫婦でした。

ところが、なんと人身事故で夢のロマンスカー乗車が消えてしまいました。

従妹は、どんなにつらかったことでしょう。

どこにもぶつけることが出来ない怒りに近い気持ちだったでしょう。

でも、三人の天使は、天真爛漫に嬉しそうに仲良く手を繋いで、ニッコニコで登場でした。

パパにおんぶをねだったAちゃんは、「パパ～このままどこかに行きたいねぇ～」と、メロメロになってしまいそうなことを言います。

フランクフルトを1本、ペロリと食べたAちゃんが、「もう一本食べたい人～」と聞いた主人に、「はーい！(^O^)／」と元気に手を挙げて、二本目もペロリ！

このまま、完全復活を信じたい・・・奇跡を願いたい気持ちで胸がいっぱいでした。

写真は、叔母その１とその２、そして、その２の膝の上で笑っているのがAちゃんです。