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ターミネーター2がやっていますね。 前にも書いたことがありましたけど、 ターミネーターは、ガキの頃のオレのヒーローでした。 何とかレンジャーとかもかっこいいなと思ってたけど、 ターミネーターの魅力には遠く及びませんでしたね。
では、なぜ感情もないサイボーグのターミネーターに憧れていたのか…。
それは、自分がすごく弱いやつだと思っていたから。
今もあんまり変わらないけど、 ガキの頃からオレは泣き虫で、ケンカも弱い子供でした。 あ、泣き虫って言っても、デパートでオモチャ買ってもらえないからといって、 泣きわめくような子供ではなかったですよ。
弱いくせに、正義感だけは一丁前で、 いとこが近所の年上の悪ガキどもにいじめられてれば、 敵うはずもないのにケンカを売り、 結局ぶっ飛ばされて泣かされる。
小学四年ぐらいの時、友達が中学生に泣かされた時も、 敵うはずがないのにケンカを売り、 結局ぶっ飛ばされて泣かされる。
誰も逆らわないようなガキ大将的存在の奴にケンカを売り、 結局ぶっ飛ばされて泣かされる。
飼い犬のゴン太が死んだ時なんか、 2、3日コタツから出られないほど泣き明かす。
本当に、本当に弱い子供でした。
だから、感情を持たず、絶対的な強さを持つターミネーターに、 凄く憧れました。 1じゃ悪者だけどね。
三十路になり、また自分の無力さ、弱さと向き合わされています。 あ、なにも否定的なことを言っているわけではないですよ。
むしろ、弱さと正面から向き合わなければ、強くはなれないですからね。
強さとは、弱さを知ること。
最近そう思います。
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