カテゴリ:エッセイ
金沢の今の借家に住むことになった理由は、幾つかありやすが、 朝の散歩をしていて また一つ、これもそうやなあ。。と思う場所がありやす。 それが、此処でやんす。 一代で 莫大な富を築いたと言われる その事業自体に 興味があるというわけじゃない。 銭五の生涯は 80年にして 志を持って生きたが 半ばにして 獄死に終わりやした。 お墓は 生まれ育った大野港にあるそうでやんすが、 こちら長徳寺(金沢市彦三町)は、菩提寺として 銭屋五兵衛を祀っていやす。 この前を通るたびに あっしが思うことは 人間として 全うに生きれたのか? 世界を 股に駆ける夢を持って 本当に幸せだったのか? そんなことなのです。 金沢へ電車通勤していた頃に この寺を見つけ、自分を見つめるための 大切な 友人のような気持ちで語りかけていやした。 ※銭屋五兵衛肖像 ※長徳寺にある銭屋家のお墓 文献などを調べると、諸説ありやすが 河北潟干拓工事に際して毒物投入の極悪人として非難されたり その後、誤解が解けたとも聞きやすが、 そのプロセスは、ほとんど想像でしかなく、 それを詳しく調べたり聴いたりする気持ちもあまり持ち合わせない。 ただ知りたいのは どんな夢を持っていたか なぜそう思ったのか お金ではなく、何に幸せを感じていたのか。。。 あっしは それだけが知りたいんでやんす。 それを知ることが出来れば それが あっしにとって、 素敵なドラマなんです。 「銭五」に関する参考ページ ・銭屋五兵衛の大密貿易 ・Wikipedia 銭屋五兵衛 ・銭屋五兵衛・豪商の夢 ・・・最近、ねずみ野郎がまったく顔を見せないし 臭いも 影を潜めたかのようになくなった。。 食べ物があっしの部屋には無いと踏んだのか、 屋根裏からの音もしない。 放っておけば、ねずみ算のように増えるというから いったい何故ウォルト・ディズニーは あんなねずみ野郎を メインキャラクターにしたのか・・・(-_-;)・・・ブツブツ おわり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[エッセイ] カテゴリの最新記事
|
|