カテゴリ:みる・よむ・きく
ベランダに読まなくなった本が段ボールに入って山積みになっている。以前古本屋に出しそびれた分だ。いらないような、いらなくないような、微妙なラインで残留しただけあって、改めて目を通そうという気にもならないので、台風だろうが何だろうが野ざらし状態で放置してあった。しかし不思議なことに段ボールも中身も無傷のままだったというのが何とも言えずまた微妙感を増している気がする。
今朝は珍しく早起きでなおかつ天気がよかったので、コールマンのチェアを広げてだらだらしてたんだけど、何の気無しにそのうちの一冊を手に取ってみたら「ルールズオブアトラクション」だった。いや~目が滑る滑る、感情移入も共感も出来やせんです。「アメリカンサイコ」も、かなり気色悪くてイヤな後味が尾を引いたって記憶があるんだけど、今読んだとしたらやっぱり「関係ねえや」で済んじゃう程度のもんなんだろうな。 「ルールズ・オブ・アトラクション」:ロクでもない学生たち 「アメリカン・サイコ 」:シリアルキラーな社会人 ま、どろどろもやもやぐちぐちの時期はとっくに終わってたっつうことなんだろうな。目出度くもあり目出度くも無し。とにかく今度の資源回収にとっとと出そう。 さて、口直しにというわけでもないんだが、今日は「カレルチャペックのごあいさつ」と「ウンベルトエーコの文体演習」でも軽く読んでダラダラしてようかな。あまりにも久しぶりに良い天気すぎるもので、長編にチャレンジするような気にならないのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.23 12:54:25
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