アタマのカラザ

先週、近所に出来たタイ料理屋に再び突入したんだが
相変わらずメニューにある誤植は直ってなかった。

・・・っていうか一カ所だけ「ラーメリ」を「ラーメン」に書き直して
あったはあった。でも。他の「ン」などはそのまんまで、いまいち
ピンときてない様子だったかな。

しかしまあ、そんなことはどうでもいいくらい旨かったね。

今日は親の家に遊びに行くついでに飯でもと、
紹興酒の瓶がズラッと表に置いてある、おそらく開店間もない
中華料理屋に思いつきでぶらっと立ち寄ってみた。
そこで見つけたのが、前述のタイ料理屋と同じ「仮名の表記間違い」。

例えば「ン」と「ソ」だとかいう分かりやすいものから始まって
「ろ」と「う」、「べ」と「ぺ」みたいなもの、それから現地読みに則った
書き方故に何だか分からなくなってるものなんかがそれで、
これが万遍なく散りばめられていれば、何喰ってもほぼ外れがないのは
経験上分かってる。んで、今回もまさしくドンピシャ大当たりだった。
いやっほう。

せっかく発掘したんだし、お願いだから移転閉店だけは暫く勘弁してくれよ～。
ここ数年で泣きそうな目に有ったこともしばしばなもんでな。

だからというわけでもないが、そういう誤植に関しては
敢えて店員さんに指摘したりもしないのだ。
「どうぞそのままの君でいてくれよ」的勝手なリクツ。
というより食べるのに夢中でポッカリ忘れちゃうってのもあるかな。
なんか、そういう店には小綺麗にまとまって欲しくないんだよね。
そーいうとこ気にせず我が道をいっとくれよ、みたいな。
別に直したからってどうにかなるってこともないのは分かってるんだけど。

逆に、どんなに見栄えがよくって繁華街にありグルメガイドにちょくちょく
登場するような店でも、メニュー見ればダメな店だってことがすぐ分かる。
残念ながら、現地人が調理場に入ってたってこれは変わらないんだよな。
好きで食べてる人に悪いんで内容は書かないけど。


かくして、マイ「いい店ローテーション」に新たな１店舗が加わったわけだ。
と同時に和食系が再開発で１店舗消えたということも親に聞いて分かったんだが。

「一進一退といったところですか。」（by星新一、嘘）