|
カテゴリ:IT屋の戯言
1990年前後に起こったIT不況で、大量のIT派遣社員切りがあった。その後のITバブルとネットバブルで持ち直したけど、今回は深刻かも。業界はゼネコン構造になっていて、派遣先が自社の名刺を作って、別の派遣先に人を出している。末端がフリーランス(自営業者)になっていたりして、実体が見えないのよね。7次受けまであるようです。元請け会社が子受けを派遣切りすると、孫受け以下に大量の失業者が出るかも。派遣会社の経営者と営業は、ITの事はなにもわかりません。特にヘッドハンティングで経営者になっている方々は、他業界だったり同業異業種だったりで、まともなヤツはいません。崩壊するかも。90年前後はネットがなかったので、大学の新卒をだまして持ち直せたけど、今はネットで7K業種になっています。崩壊したら、3年は人材が枯渇しそうです。
そうそう、ネットを読んでると「プログラマ35歳定年説」というのがあるんだけど、本来は「30歳定年説」です。これは某新宿の独立系の派遣会社が2部上場したときに、辞めて持ち株を売って会社を興した連中が、「(西)新宿社長会」と称して集まったときに出た話題です。辞めた派遣会社の孫請けが本業なので、ピンハネされ残った額(35万円から45万円)で、孫請け会社を経営すると、電機労連の最低賃金(年金も退職金も無し)でベースアップしていくと経営が破綻するので、入社3年後の社員の定着率を23%から25%(4人に3人が退社)と設定して計算していました。が。それでも30歳で辞めてもらわないと儲けが少ないと言ったのが始まりです。「これはいい」と笑っておりました。その後派遣法が出来て1次受けになっても、このままなのが問題なんだけど、一回崩壊したほうがいいかも。パソボラのできるラーメン屋さんやるもん。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月10日 19時46分35秒
コメント(0) | コメントを書く
[IT屋の戯言] カテゴリの最新記事
|
|