山中教授は東京のシンポジュームで、
iPS 細胞から運動ニューロンが作れるようになったと説明しました。
(毎日新聞の記事より１部引用)
多種の細胞に分化できることや無限に複製できることで世界中の研究者が注目しているｉＰＳ細胞（人工多能性幹細胞）の最新の研究成果を一般市民向けに紹介するシンポジウムが２日、東京都新宿区で開かれた。０６年に世界で初めてマウスの細胞からｉＰＳ細胞を作り出した山中伸弥教授が率いる京都大学ｉＰＳ細胞研究所（ＣｉＲＡ）が主催したもので、当日は多くの車いす使用者らを含む８００人の聴衆が見守る中で、パーキンソン病や糖尿病などｉＰＳ細胞を用いた難病治療に取り組む研究者らが再生医療の将来像を展望した。
冒頭、「ｉＰＳ細胞研究の進展と課題」について講演した山中教授＝写真＝は、ｉＰＳ細胞で、体内に２００種以上ある細胞を無限に作り出せること、患者から採取した数ミリの皮膚へ山中ファクター４因子を加えるだけで、２、３週間後にシャーレいっぱいの細胞が得られることを紹介した。
また現在、治療法が見つかっていない全身の筋力が衰える難病ＡＬＳ（筋萎縮性側索硬化症）について、「ＡＬＳ患者の皮膚細胞からｉＰＳ細胞を作り、運動ニューロンを作れるようになった」として、ｉＰＳ細胞がＡＬＳ治療に大きな進展をもたらすことを説明した。
（引用終了）
《ｉＰＳ細胞》ＡＬＳなど難病患者に希望の光－－山中教授らが東京で市民向けシンポ - 毎日ｊｐ(毎日新聞)
CiRA（サイラ） | 京都大学 iPS細胞研究所
りえ。@
