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最近相方が日本語を習いたがっています。私は中国人の日本語家庭教師をしたことがあり、日本語を教える難しさが多少ではあるが、分かります。 なので悪いとは思いつつヤツには適当に役に立つサイトを教え、「後は自分でやって」とだけ言いました。まあ予想通り、助詞に関して質問とかしてくるわけで、 例えば助詞の「は」と「が」の違い。 1 田中さんはお茶を飲みました 2 田中さんがお茶を飲みました 1の「は」は話題・topic maker といわれているようで、「田中さんが何を飲んだかということ・・・(または、田中さんは何をしたかということ」を述べる言い方。 2の「が」は「どんなことがあった(起こった)かというと......」というような述べ方で、、topic markerではなく、あくまでも格を示すcase markerです。あるいは、「誰がお茶を飲んだかというと......」という場合もあります。 これは「東京大学留学センター」のサイトからの抜粋なんだけど。その他にも「が」は強調をあらわすなど、言い方を変えたりして、外国人日本語学習者は混乱しているんじゃないかと思う。 その他にもYAHOO知恵袋から、外国人日本語学習者からの質問と回答。
回答。 日本語で元来、動詞の いずれも「~が」で、 以上は動詞の例、その他にも形容詞、形容動詞の例があるそうです。 言ってることは理解できるけど、「その小説は読みた~い」とも言えるんじゃないの。そもそも「外国人のための日本語教育」というのはきちんと確立されているのかなあ。日本文化を広めるにはきちんと確立された「日本語を母国語としない外国人のための日本語学習法」みたいなものがあって、なおかつ多くの言語に翻訳されていないといけないんじゃないかと思うんだけど。 いまだかつて、他言語によるすばらしい日本語学習の本を見たことがない。(もちろん存在するとは思うけど) そこが経済的にも豊かで、文化的にも知名度がそんなに低くもない、日本の言語を学習しようとする意欲をそぐ要因になっているんじゃないかと、今突然思ったので、これを書きました。 日本語は難しい!
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