|
カテゴリ:政治・経済
約9ヶ月ぶりくらいの更新。まだイタリアにいたんだけど、職探しが大変で(笑) そうこうしている間に尖閣諸島がそのまま中国のものになろうとしていたので、たまらず更新。 皆さん元気でしたか? 衝突の様子が撮影されているというビデオの提出はあんまり意味はないかもしれない。 「中国は超限戦で海上保安庁を封殺するという」という(蒼き清浄なる海のために)さんの記事を拝借。(リンクを貼ろうと思ったけど、safariは問題でもあるのか高機能エディタがつかえない。) なので、 http://blog.zaq.ne.jp/blueocean/article/626/ こんな感じで勘弁。 中国は尖閣諸島は「中国のもの 」という前提でこのばか騒ぎをおこしているので、ビデオがあろうとなかろうと「自国の海域で漁をしていて、日本の妨害にあった」で終わるでしょう。 船長返しても、謝罪と賠償金の要求というような、石原都知事の言うようにまさに「ヤクザ」のようなやり方。 とは言っても外交に関しては日本よりも格段にうまくて、アフリカ諸国といった発展途上国への援助も忘れない(もちろんアフリカの豊富な天然資源の確保も狙っているのだろうけどさ) 日本は自民党の谷垣総裁もいまいち与党に返り咲きたいというような意欲は感じられない。 「谷垣語」はいらない(産経ニュース 2010、9、26)、 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100926/stt1009262250007-n2.htm 「野党は尖閣諸島問題徹底追及」 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100926/plc1009262126021-n1.htm 、と野党は日本の領海侵犯という大きな問題を忘れて、くだらない覇権争いに熱心だ。こんな状況でも団結できない民族は他では見たことない。 さらに、鳩山前首相は、「私なら温家宝首相と腹を割って話し合えた」などともう、寝言は寝て言え状態。 さすがは「東アジアなんとか構想」なんていうバカみたいなことを公式の場でいうだけのことはある。そいうことは家に帰って奥さんにでも話しなさい! アメリカにとってみれば、中国の領域拡大のために在沖米軍の必要性(日本にとっても)から、中国が尖閣諸島問題で騒げば在沖米軍問題に追い風が吹くのは間違いない。中国と取引があったと見るのは考え過ぎかな。 どっちにしろ中国のような問題のある国が隣人である以上、ロシアや韓国は多少問題があるにしても、関係は緊密にしておいた方がいい。そしてASEAN諸国、インドなど中国と領土問題を抱えている国とは更に関係を密にしておく必要がある。 「近攻遠交」が重要になってくる。EUや南米諸国 、あまり好きではないオーストラリアとの関係も重要、そのためにクジラを諦めても別に構わない。それらを万全にした上でアメリ外交を考えた方がいい。 ついでに、 「民間防衛 新装版―あらゆる危険から身をまもる 」 なんて本を読んでおいた方がいいのかも、読んだことないけど危機管理意識が高まるそうだ(スイス政府による、国民一人一人のためのプログラムだそうだ)。読んだことある人は感想お願い。 上海行きの格安航空券が2時間で完売したという話をこの事件の前に聞いたことがあるけど、もうあの国に行きたいと思う人はいないよね。 日本では中国大使館にデモ行進は行ったりしたのだろうか?海外の報道陣に積極的に訴えたりしているのだろうか? 海外暮らしなのでNHK WORLDを見たりすることがよくあるんだけれど、中国列車の旅とか中国観光の宣伝をしているのを見ると税金の使い方を間違っているとしか思えない。この辺は日本在住の日本人は強く言うべきだよ、放送の自粛すらしないのはおかしい。政府に対してどんどん言わないといけない。 ただ政権や首相がこれ以上かわるのは海外では非常に印象が悪い。政情不安定な国だと思われ始めている感じがする。中国の一党独裁の「安定」政権の方が政策が実行しやすいのは皮肉な結果だけど、今回の尖閣問題や在沖米軍問題に関しては日本国民は一致団結することが必要なのかもしれない。 あの小沢率いる中国への大朝貢団の様子がいまだに頭の中を駆け巡っていて、悲しい気持ちにすらなります。 普通の日本人なら同じ気持ちだと思います。 結論は強力な外交力が必要。 どこかで見た言葉「力なき正義は無力で正義なき力は暴力」、韓国は、今回の日本の外交の敗北に関して「国家間において力のない正義が通用することはほとんどない」と中国に対する危機感を表したそうだ。 「腹を割って話す」、「漁船の映ったビデオを見せれば」、「話せば分かってくれる」とか言ったことはクラスメート同士の話。 国家間では通用しないということ。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[政治・経済] カテゴリの最新記事
|