イタリアにはわれ等が誇るベルルスコーニがいるということをお伝えしたばっかりだけど、いやいや日本にも、それに勝るとも劣らない少々のことでは動じない立派な政治家がいますね。
「個別の事案についてはお答えを差し控えます」。これはいい文句ですよ。これがいいんです。分からなかったらこれを言う。だいぶ(この答弁で)切り抜けてまいりましたけど、実際の話、しゃべれない。あとは「法と証拠に基づいて適切にやっております」
この広島県で行われた国政報告会には、いくつかテレビ局も入っていたみたいなのに、何も考えてなかったのかな?
政党を超えて日本国民が一丸とならなければいけないときに、国会軽視とも受け取れる発言(もちろん軽い冗談だったのだろうとは思う)は、ただでさえ支持率低下の激しい現内閣にとっては追い討ちをかけることになりそうだ。
管内閣には緊張感や真剣さが感じられない。
イタリアをヘタリアとか(私が言ったっけ!)、中国の無法っぷりを声高に叫ぶ連中もたくさんいるけど、日本もそう違わない。貧乏人が目先の現金に目がくらむのは理解できるけど、金持ってても目先のお金のために国を売る連中が、日本の政治家達。
でも彼らを選んだのは日本国民自身。
国が衰退してゆくときはこういう風にして衰退してゆくんだという、「よい見本」を見ているようだ。
法相に"不適切発言"と注意(NHKニュース)